暑い日が続きますが、この時期は暑さによる体調不良だけではなく、冷房や飲食で身体を冷やし過ぎて、体調を崩すというケースも増えているように感じられます。
「手先や足先が冷えている」
「腰・お腹を触るとひんやりと冷たい」
「お腹が張っている感じが続いている」
最近このような症状はありませんか?これらは、冷えで血流の巡りが悪くなり、内臓の働きを弱らせている事が原因かもしれません。
骨盤の中には、消化器系の大腸や小腸、女性では婦人科系の臓器があるところでもあり、多くの太い血管や自律神経の通り道にもなっている部分です。 骨盤周囲が冷たくなっていると、大きな動脈や静脈を流れる血液が冷え、手先や足先が冷えてしまうこともあります。 汗ばむ季節ですが、身体のある部分には冷えが起きていて、温めが必要になるケースもあります。特に腰周りは冷えないよう注意が必要です。
触って「冷たい」と感じたら温めると良い場所
次髎(じりょう) →ウエストラインの背骨から指2本分外側の左右にあり、骨盤後ろの中央にある「仙骨」という三角形の骨にあるツボ。腰・お尻を触ったときに、冷たく感じたらこのツボの周囲を温めましょう。

関元(かんげん) →「丹田」とも呼ばれます。へそから真下に約3cm。身体を動かすエネルギー、「気」が集まるといわれている場所。お腹に冷たさがある時にはこのツボを温めます。
小守
40代 性別 女性
暗闇で肘をコンクリートに打ち突けた(前から後ろに向けて)。滅多に感じない激痛でしばらく痺れが続く程だった。後遺症が残るかと思ったが、翌朝には肘の痛みは無くなって安心していた。ところが数日後に肩甲骨の外側がズキズキ痛み始める。整体に行ったが痛みが酷くなり鍼灸院へ。腕が後ろに上げづらく、夜寝るときにも肩が痛くて眠れない。
目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・左肩の痛み。夜寝る時が最も痛い。
・腕を後ろに回す時に痛むのでブラジャーを止める時に苦労する。
・反対の手を添えると腕を上に挙げられるが、そうしないと痛みで挙げられない。
・夜痛くて目覚める程だったのでご本人は「四十肩かもしれない」と思ったとのこと。
【 お身体の状態と見立て】
・肘を打った時の強張りが上腕三頭筋に残り、硬くなっている。
・肘の打撲で肩関節に衝撃が吸収され、肩関節周囲に炎症を起こしている。
・打撲の衝撃が肩関節の方へ抜けて炎症を起こしている。
・肩の痛みが出た時、動かした方がいいと整体で言われ、積極的に動かした所、炎症が悪化して痛みが酷くなったと思われる。
肩関節の周りの筋肉、胸の前の筋肉が固まっている。このまま放置すると癒着して四十肩・五十肩に発展する可能性もある。
【 鍼灸施術と経過 】
・上腕(肘より上)後ろ側の筋肉が固くなっているので伸びやすくするために前腕、上腕のツボに鍼
・肩関節の周囲の筋肉を緩めるように鍼で肩甲骨を動きやすくする
・肩甲骨の動きをよくするポイントに鍼をして運動鍼(鍼を刺して刺激を与えたまま動かす)
1回目の施術後、夜の肩の痛みなく眠れるようになった。腕を後ろに回す動作も痛みが減った。2回目の施術後、腕を後ろに回しても痛みがほぼない。3回の施術後、痛みは9割改善した。
動かした方がいいと別のところで言われ、積極的に動かしたところ、悪化して夜も眠れないほどの痛みになったと思われる。3回の鍼灸治療で痛みはほぼなくなった。
【 担当よりコメント 】
打撲の時、打った場所ではなく衝撃を受け止めた場所(今回の症例では肩関節)が痛くなることは頻繁にあります。交通事故や外傷などでも直後ではなく、少し後に痛みが襲ってくることがあります。痛みが出た場合、まずは安静にします。無理に動かすと炎症が酷くなって痛みが強くなります。鍼灸治療は事故後の経過をスムーズにすることができます。組織が癒着する前に鍼灸治療を開始することが望ましいです。打った場所が腫れている場合は骨折していることもあるので病院へ行ってください。

・EDO鍼灸治療院の症例報告

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食いしばると、首肩手の筋肉も一緒に力が入ります。食いしばりの癖がある人は、首肩こり・頭痛など首肩の筋肉の緊張による症状のあることが多いです。

こめかみや顎の周りの筋肉を触ってみると硬くなっています。
こういう方の首肩の症状を改善するうえで欠かせないのが噛む筋肉を緩める事です。
顎に自覚症状がなくとも顎の筋肉をチェックし食いしばりがあれば施術を行います。
食いしばりを自覚していない人もいるので、ご自身で顎、こめかみ回りを触って痛みやコリコリが無いか確かめてください。

食いしばりの原因は、プレッシャー、心配事などのストレスをかかえていることが多く、寝ているときに食いしばりが起こると悪い夢を見たりします。
食いしばりに対するはり灸は、顎の開閉やこめかみ、顎周りの筋肉を触り、筋肉の緊張部位を確かめ鍼を行います。
また同時に全身の施術も欠かせません。
顎の筋肉が緩むと、ぼんやりした気持ちになり、眠くなったり、全身の力が抜けたように感じる方も多いようです。
また、顎が緩むと首肩の緊張がとれることも多く経験しています。
首肩コリ、頭痛などの症状がある方は一度顎の筋肉にも注目してみてください。
西村
EDO鍼灸・首肩こり施術
症例報告:ストレスと首横のこり
こめかみのコリ
20代 女性
鬱症状
目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・激しい気分の落ち込み
・身体がだるい
【 お身体の状態と見立て】
・気分がとても落ち込み、消えてしまいたいような悲しい気持ちになる
・ちょっとしたことでカッと頭にきて怒りやすくなった
・身体がだるく、誰かと話すのもとても疲れるのでなるべく人と関わりたくない
・何をしていても楽しいと思えない
・朝方まで眠れない、その為か昼間は眠くなり昼夜逆転してしまっている
・息苦しい感じがする
・ため息をよくつくようになった
就職してから3年が経ち、仕事が急に忙しくなった。
職場での人間関係は問題無いのだが、
プライベートでの人間関係が上手くいかず、とてもストレスを感じる出来事があった。
その結果、精神情緒の安定が崩れ、自律神経系を介した機能調節がうまくいかなくなった為に
気分の落ち込みや不眠、気が滞ったことにより息苦しさやため息をよくつくなどの諸症状が出現したと考えられる。
【 鍼灸施術と経過 】
・精神状態を快適に保つため情緒を安定させる
・全身の各機能が円滑に行われるように自律神経の乱れを整える
上記の点を主として週に1回のペースで治療を行う。 治療後はうとうと眠たい。
ほわんと身体が気持ちよく温かい感じあり。
4.5回目あたりから何となく息苦しさがとれ、気持ちが楽な日が増えたような気がする。
現在も約2週に1回のペースで治療継続中。
精神科への通院と併せて鍼灸治療もこのまま続けてみようと思っている。
【 担当よりコメント 】
今年はあっという間に梅雨明けしましたね。
わたしの家の近所はわりと緑が多いので、いつも夏には蝉がものすごく鳴くのですが、
何故だか今年はあまり蝉の鳴き声が聞こえません。
短い梅雨と雨量に関係しているのでしょうか?
そのせいなのか夏が来た!!という感じが今ひとつしないのですが暑いことには変わりないです。
皆様どうか熱中症にはお気をつけて。
・EDO鍼灸治療院の症例報告

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7月23日~8月7日は大暑。その年で最も暑さが厳しくなる頃と言われています。 室内での活動が多く、身体を動かし汗をかく習慣がないと、身体は暑さに対応しづらく、夏バテや夏によく起きる体調不良の原因になります。
足がむくんだり、重だるくなる事はありませんか?立ち仕事の疲れや冷房による身体の冷えで、水の巡りがわるくなっているのかもしれません。
平熱なのに、ほてる・のぼせるような感覚が続いている時は、暑さが発散できず、熱が身体に籠りやすくなっているのかもしれません。 鍼灸ではお灸を使って、のぼせ症状を緩和させる治療も行います。例えば、合谷という手にあるツボの灸は、頭部に昇った熱を下に降ろし、散らす効果があります。
治療の効果を持続させる為にも、日常生活から意識を持ち、いま身体に何が起きているのか、何が必要なのかを知る事が大切になります。
夏のコンディションを整えるセルフケア
冷え・むくみ
→コーン茶(トウモロコシ茶)、ハト麦茶。利尿作用があり、余分な水を排出する手助けをします。
ほてり・のぼせ
→キュウリ、ゴーヤなど水分の多い夏野菜。身体を冷やす効果があります。「冷房にあたると体調が悪くなる」「冷たい風が苦手」などがある場合は、身体に冷えの傾向がある方です。食べ過ぎには注意しましょう。
合谷(ごうこく)
→身体の上部に昇った熱を下げるツボ。人差し指と親指の骨が交わる部分の凹みにあります

小守
鍼灸治療に来る方から聞かれる言葉は色々あります。
よく聞かれることの一つが呼吸に関するものです。
「呼吸ができるようになった。」「息が吸えるようになった。」「呼吸が楽になる!」
忙しすぎる人は呼吸が浅い状態が長期間続いて背中、肩、首がガチガチの状態になっています。呼吸が浅くてコリに繋がるのか、同じ姿勢でずっと集中しているから呼吸が浅くなるのか、どちらでしょう?おそらく両方です。固まった体の状態では深呼吸もできません。呼吸のために使う呼吸筋は姿勢を維持するための筋肉とだいたい同じ筋肉です。

鍼灸治療で身体を緩めると言いますが、身体がガチガチで呼吸も浅いまま。長期間そういう状態が続く事でさまざまな不具合が起こります。緊張している筋肉を緩めるということは呼吸する為に必要な筋肉を緩めるということでもあります。

ストレッチで首周り、肩周り、背中、胸の前を伸ばすのは有効です。
仕事の合間や決まった時間に行う習慣をつけると良いと思います。


30代 性別 男性
以前より腰痛があるが、最近特にお腹が冷たい感じと腰に重だるい痛みを感じる。
目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・座っていると腰が重だるい
・寝起きに腰が痛い
・お腹が冷える、特に食後、ぽちゃぽちゃしている感じもする
・下痢、胃辺りに不快感
【 お身体の状態と見立て】
・全体白くぽちゃぽちゃした印象
・舌をみると歯の痕がついている、(体がむくみのある状態)
・お臍周りをさわると他の部位に比べ冷え+ぽちゃぽちゃ
・口回りがあれている(胃に熱がある状態)アルコールの影響か
・足にむくみと冷え強い
胃腸がうまく働いておらず、身体の水はけが悪い状態と考えられる。(水毒)その原因として運動不足、脂ぽいもとアルコールの取りすぎが考えられる。水の滞り→下半身の冷え→腰の重だるさ へと繋がったと考えられる。
【 鍼灸施術と経過 】
・体質の改善をする目的で、週1ペースでの施術を行った。
・お腹には鍼と温灸、背部の胃腸の調子を整え水の排出を促す目的で鍼と灸
・足のツボに、鍼と灸
・自宅でのセルフ灸をアドバイス
・夜遅くの飲食。冷たいもの、脂っぽいものは胃腸への負担大きいので、控えてもらうようにアドバイス
体質の改善には、定期的に施術を続けていく事が大事になります。また日ごろからご自身の身体と向き合っていく事も大事になります。
【 担当よりコメント 】
食事、アルコールの習慣をすぐに変えるのは難しいかと思いますが、健康な生活を送るうえでは飲食の節制は欠かせません。健やかな暮らしの為にそろそろ身体をいたわってあげてくださいね。

・EDO鍼灸治療院の症例報告

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50代 女性
血圧が高い、のぼせ
目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・血圧が高く、めまいや頭痛が辛い
・身体がほてり、のぼせる感じがする
【 お身体の状態と見立て】
・もともと血圧は高めだがここ数年、さらに高くなったのが気になる
・常に身体がほてり、特に顔や頭が熱くのぼせる感じがする
・めまいや頭痛が悪化するため、暑い季節やお風呂にゆっくり入るのが苦手
・キーンという高音の耳鳴りもする
・喉がよく乾き夜中に目が覚めることもある
・足腰のだるさも感じる
元来の血圧の高さに加え、5年ほど前から新しい仕事を始めたりなど、
それまでとは違う環境になり毎日緊張やストレスを感じていた。
おそらくその結果、身体の陰陽バランスが崩れ、
陰が陽をおさえきれなくなったことによってほてりやのぼせを生じ、
身体上部を乱したことにより、頭痛やめまいなどの高血圧症状が出たと考えられる。
【 鍼灸施術と経過 】
・上昇した陽を抑えて安定させる
・潤い、陰を補う
上記の点を主として7〜10日に1回のペースで治療を行う。
治療後、なんとなくスッキリしたような気もするが初めてなのでよくわからない。
2.3回目あたりから治療した翌日の朝にいつもより気持ちよく起きられることに気がつく。
現在も7〜10日に1回のペースで治療継続中。
血圧の変化はあまりわからないが、身体のほてりや頭痛の頻度が減ってきた。
身体が楽な時間が増えてきたのでしばらく治療は続けたいとのこと。
【 担当よりコメント 】
もう梅雨明けしたのだろうか??!と思うくらい暑い日が続いております。
湿度も高く気温も上がってくると熱中症のリスクも高まりますので、皆様十分にお気をつけください。
水分補給に加えて塩分も適度に。
そして疲れたら無理をせず、なるべく涼しい所で休むようにしてくださいね。
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ジメジメした天気で体調を崩しやすい
湿度が高くなる梅雨の不快感は、身体のなかにも悪影響を及ぼします。蒸し暑いのに腰の一部が冷たい、足先を触ると冷たさを感じるという事はありませんか?
これは『湿邪(水の邪気)』と呼ばれているものが原因で、特に腰から下の下半身に溜まりやすく、「冷え」を起こす原因になります。 さらに「冷え」は血液の循環を滞らせ、代謝を悪くするので、 汗や尿で水分を排出しにくくし、「むくみ」を起こす原因にもなります。
湿度の多い気候になり、よく足がむくむ、腰の調子が良くない、だるさを感じる・・・等々、その不調は湿邪が関係しているかもしれません。ほんのり汗をかけるくらいの強度の運動がおすすめですが、運動が難しい時には、鍼灸治療や半身浴で代謝を高める事がおすすめです。
足のむくみ・だるさを改善するツボ
①三陰交(さんいんこう)

内くるぶしのいちばん高いところに小指をおき、指幅4本そろえ、人さし指があたるところ
②太白(たいはく)

足の親指を曲げてできるシワの踵寄り
③足三里(あしさんり)

膝のお皿の外側のくぼみから指4本分下。足の疲れや、弱った胃を元気にしてくれる効果もあります。
小守
コロナ禍になってから増えた美容面でのお悩みナンバーワンは「ほうれい線」かもしれません。
コロナ以前からよく聞くお悩みではありましたが、マスク生活が長引いたり、在宅ワークで以前より話す機会が減って表情筋を使わなくなったことによるものが多いと思われます。いつもお身体の鍼灸治療しかしない方が「ほうれい線が酷すぎる」と言って、初めて美容鍼を追加ということもありました。
ほうれい線と一言で言っても原因はひとつではありません。年代によってもほうれい線になる原因が違います。複数の原因が混合している場合もあります。元々ほうれい線ができやすい骨格や筋肉の付き方の人もいるので、表情筋のたるみだけが原因ではありませんが、ほうれい線の主な原因を挙げます。
- 表情筋のたるみ
- 食いしばり、歯ぎしり、顎関節症などがある
- 姿勢の癖
- 元々の顔面の骨格や筋肉のつき方でほうれい線ができやすい
- 年齢による骨格の変化
表情筋のたるみ
マスクをつけているだけで表情筋の活動量が半分から4分の1に下がってしまうそうです。マスク生活が長引いて、テレビでも表情筋を鍛えましょうという番組がよく流れていました。マスクをつけていないといけない職業の方は実感されていると思います。顔が老けたと暗い顔で言う方が増えました。
マスクをつけていると顎を動かさない→筋肉を使わない→たるむ→ほうれい線が深くなる
表情筋を使わないとどんどん衰える一方ですから、ほうれい線が増えたという訴えが多くなるのも無理はありません。
鍼灸治療は血流を良くして、自分自身を活性化してくれます。鍼灸治療は手助けにはなりますが、表情筋を使わないゆえのほうれい線やたるみを感じる方は、それだけではなかなか難しいです。表情筋を動かすエクササイズも取り入れると良いと思います。

写真 ほうれい線に直接関係する表情筋(ヒューマン・アナトミー・アトラス2021 Visible Body ビジブル・ボディによる画像に色を入れて加工しています)
食いしばり、歯ぎしり、顎関節症などがある
お仕事などで集中している時やスポーツで頑張る時に無意識に歯を食いしばっている方、歯がすり減って噛み合わせに問題がある方もほうれい線の原因になります。食いしばりで鍼灸治療に来ている方も結構いらっしゃいます。お顔だけではなく、肩や背中、お身体全体の緊張を取ること。精神的、肉体的ストレスも関係がある場合が多いです。
姿勢の癖
猫背や顎を突き出すような格好をしたりしていると、胸が張れなくなって前側が縮こまります。肩や首が張るということは、イコール、前側は縮んでいます。お顔の方にも影響が出てきます。「美容鍼灸ではお体にも鍼をします」というのは、お体の状態がお顔に出ている場合が多いからです。美容鍼灸という名前ではありますが、結局はお体の状態をよくする事がお顔の表情に繋がります。猫背や肩こりの治療が最終的にはほうれい線にまで影響が出ます。
元々の顔面の骨格や筋肉のつき方でほうれい線ができやすい
若い人でも骨格が原因でほうれい線になっている人はいます。皮膚がたるんでいるわけではなく、元々の骨格でそうなっている方々も多いです。
年齢による骨格の変化
筋肉だけではなく、年齢とともに骨も変化します。顔の骨も痩せてきます。肉がたるむだけではなく、骨の形自体も変化しています。
最後の2つは鍼灸治療では対処が難しいものですが、最初の3つは鍼灸治療でも対処できるものです。ただし、自分自身の生活スタイルも大きく関わっています。マスク生活になってからのほうれい線の原因は表情筋の活動量が大幅に減ったことが一番だと思いますが、それぞれの原因があります。自分の生活スタイルを見直してみるのも良いと思います。