30代 性別男性
最近試験勉強をしており、首前側の凝り感がきになる。それに伴い顔のむくみが出ている
目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・首前側のこり
・顔のむくみ
・寝つきの悪さ
【 お身体の状態と見立て】
・首の動きをみると、後ろに倒すときに制限がある
・首前の筋、斜角筋、胸鎖乳突筋に筋緊張あり
・うなじ部、後頭下筋にこわばりあり、あご周りの筋緊張も目立つ
試験勉強の際に、タブレットを使用しており、首が下向きの姿勢を続けているために首の前側の筋の緊張が取れなくなっているものと思われる。顔のむくみは首前側の筋緊張によりリンパの流れが滞っていると考えられる。
【 鍼灸施術と経過 】
首前側の緊張を取るだけでは一時的に緊張は緩むが、またすぐに戻ってしまう。根本的に改善していく上には、首が前に来る癖・猫背にアプローチしていく必要がある。
猫背の原因となっている、胸・上腹部・うなじ部の緊張を緩めていき、背筋が伸びやすい状態を作っていことが根本な症状の改善となる。
1週間に1度のペースで施術を行い、姿勢のクセをただすためのエクササイズをアドバイスしました。
症状は施術ごとに緩和し、普段の生活ではあまり気にならなくなってきたとのこと、首の可動域も増え。猫背姿勢も以前より目立たなくなる。顔もすっきりした印象。
【 担当よりコメント 】
首前側の筋は、パソコン・スマホ・タブレットなどの画面を見る際、顔を前に突き出した姿勢を取り続けると緊張が取れなくなってきます。
下向き・猫背姿勢に気づいたら、背筋を伸ばし姿勢を正しましょう!
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30代 性別 男性 公務員
慢性的に左肩甲骨内側にコリ感を感じる、ここ2週間くらいは、左の上腕部にも痺れるような違和感あり。マッサージには良くいくがすぐに症状が戻るとの事。鍼灸に興味あり来院。
目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・左肩甲骨の内側に痺れるような凝り感あり
・左上腕の後ろ側に痺れ感
【 お身体の状態と見立て】
・首を後ろに倒しづらい、後ろに倒すと上腕に痺れ感あり
・左肩甲骨の動きに制限有 胸を張る動き
・肩甲骨内側にゴリゴリた筋緊張あり
・首の左前側(斜角筋)にゴリゴリた筋緊張あり
・手を触ると、右手に比べ左手に冷たい
・猫背強く、やせ型で色白、声か細い、
・他症状:逆流性食道炎あり
姿勢をみると、極端に肩に対して頭が前に突き出たような姿勢。スマホやPC画面を見る時に、顔を前に突き出すような姿勢をしているとこのような姿勢になることが多い。
この顔前に突き出した姿勢の方は首前の筋肉、『斜角筋』が凝っていることが多い
【 鍼灸施術と経過 】
・週一で施術を行う
・3回目までの施術は首、肩周り中心に行う、それ以降は全体の状態を整えるために全身治療も合わせて行う。
・丁寧に斜角筋のコリを探り鍼をすると、ず~んと背中に広がる響きあり。『気持ちいい』との感想。鍼は痛いと思われがちだが、しつこい凝りの部位に針先があたると心地よいと感じる方も多い。
・3回目までの施術では変化を感じられなかったが、4回目以降は症状が減り施術毎に、背中のコリ感、上腕の痺れ感が少なくなっているとの事。8回目の施術では、上腕の痺れ、背部のコリ感はほぼ感じていないとの事。
【 担当よりコメント 】
スマホが出てきて、下を向くことが多くなり、この斜角筋の部分のコリによる症状が増えてきている印象です。できるだけ正面でスマホ、PCモニターを見るようにしましょう。
40代 性別 男性
趣味で週末バイオリンを練習している。以前よりバイオリンの弾いた後に左首に痛み違和感がある。
目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・バイオリンを弾いた後に左首が痛い
・左に首をむけると左の首すじに痛み
・
【 お身体の状態と見立て】
・首の可動域を見ると、右向きに比べ左向きの可動域が狭い
・左側屈(左横に首を倒す動き)も狭い
・万歳をすると左肩の可動域が狭い
元々、左に首の可動制限があり、この状態で左でバイオリンを挟む動作を続けることにより痛みが出ていると思われる。左肩甲骨の動きの悪さも首の痛みの原因となっていると思われる。
【 鍼灸施術と経過 】
・右首横に筋の緊張があり、これが左回線の動きを制限していると思われる。右首横に刺鍼
・左首つけ根(頚椎の7番)棘突起左側に、刺鍼
・左肩甲骨周りの動きを整えるため、脇、胸、上腕に刺鍼、
・左前腕の指を動かす筋の緊張もあるため、前腕に刺鍼(前腕の緊張が肩の動作に影響していることがある)
施術後は首左回旋(左を向く)動作がスムーズになり可動域も増えた、痛みも出ていないとの事。
首肩の筋の緊張を緩め、可動域を正常にするという目的で、週一ペースで施術を6回行ったところ、痛み無く演奏が出来ているとの事。メンテナンスで継続して施術を行っている。
【 担当よりコメント 】
スポーツもそうですが、動かしづらい動きを継続して行うと痛みの原因となります。
普段の偏った姿勢・動作により、筋肉の緊張が身体の動かし辛さを作ります。
鍼灸は、筋肉の凝り・緊張を緩めることが得意です。鍼灸・普段の身体のケアにお勧めです。
西村
・EDO鍼灸治療院の症例報告
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40代 男性
肩こりと目の重さと頭痛
目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・肩こりがひどく疲れやすい
・目が重く、頭が痛くなる
【 お身体の状態と見立て】
・数ヶ月前から肩こりがひどく、頭痛もしばしば起こるようになった
・頭痛は特に目の奥が痛む感じで、目が重たくなる
・マッサージやストレッチをしても一時的に改善するが、すぐにまた症状が戻ってしまう
・疲れやすく、やる気も出ない
・慢性的なストレスを感じている
数ヶ月前より特に仕事が忙しくなった。
同じ姿勢をとり続ける時間が長くなった(デスクワーク)ことにより筋肉の緊張状態が続いていること、
血行不良が原因で肩こりや頭痛が起こっていると考えられる。
また、精神的ストレスによって自律神経が乱れ、
気血の巡りも悪くなり症状が増加している可能性があると考えられる。
【 鍼灸施術と経過 】
・筋肉の緊張を緩め、血流を改善する
・自律神経のバランスを整える
・頭部や目の周りにも刺針
上記の点を主として治療を行う。
治療後、少し疲れが残るものの肩こりや頭痛が軽減され、目の奥の痛みも和らいだ。
鍼灸治療を受けている間はとてもリラックスでき、施術後には身体が軽くなる感覚がある。
治療を受けた日は特によく眠れ、朝目覚めたときの疲労感が減っている。
また、好きなことをしてリラックスできる時間を意識して作るようになったことで、
少しずつストレスも解消されている感じがある。
今後も定期的に通院し、ストレスや肩こり、頭痛が起こらないよう健康的な生活を送りたいと考えている、
とのこと。
【 担当よりコメント 】
鍼灸治療は、リラックス効果も期待できるため、是非一度お試しください。
早いものでもう7月、連日30度を超える日が続いております。
日常的に適度に運動する、暴飲暴食に気をつける、十分な睡眠を取るなど暑さに負けない体力作りも大切です。
水分補給と休憩もこまめも取るよう心がけてお過ごし下さい。
清末
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30代 性別 女性
怪我で頚椎がつぶれており、疲労すると左腕にしびれが出る。座って仕事をする時間が長く、背中、腰が痛くなる。ストレスが多い。
目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・疲労にともなう腕のしびれ
・首、背中、首、肩甲骨の痛み
・自律神経が乱れていると指摘されている
・両耳がふさがる感じがしている
【 お身体の状態と見立て】
・上腹部の緊張がみられる
・舌が赤味をおびている
・本人は背中の痛みを訴えるが、臀部の硬さの方が顕著
・足の内側を触られると非常に痛がる
【 鍼灸施術と経過 】
・臀部に長針で刺激。臀部は響きが強い所だが、気持ちが良いと言う。
・右足のふくらはぎのツボ「承山(しょうざん)」に反応。
・首と耳周りに多めに鍼。
・緊張、ストレス状態が長く続いているようで、全体的なガチガチを取るようなイメージで鍼。
・鍼をされるのが気持ちが良いので定期的に通っている。
【 担当よりコメント 】
ストレスが強く、鍼をすると精神的にリラックスして不定愁訴が解消するという方です。ご自身が鍼で自律神経が整うのを感じているようで、定期的に鍼に通っていらっしゃいます。
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30代 女性
2週間前から左肩甲骨まわりと左腕に痛み・だるさを感じる
目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・左肩甲骨内側にコリ感と痛み
・左に首を倒すと左肩に痛み
・左肩が痛いと上腕(二の腕)にもだるさがある
【 お身体の状態と見立て】
・左肩甲骨の動きが良くない、左わき腹(前鋸筋)にこわばりがある動きを制限している
・右首横にこわばり
・左肩甲骨内側にこわばり
・首周りに冷え(血行不良)
左の肩甲骨周りの筋のこわばりと、右首横の筋の緊張が左に首が倒れる動き・左肩甲骨の動きを制限し、左首~肩甲骨の痛み・違和感を出していると思われる。左肩甲骨周りの筋緊張が腕にも違和感を出している。
梅雨時期、薄着で寝て首周りの冷えも関わっていると思われる。
【 鍼灸施術と経過 】
・左肩甲骨まわりの動きを制限しているわき腹に刺鍼
・痛みの出ている肩甲骨内側の筋緊張部位に刺鍼+灸
・右首横の筋に刺鍼
・週2ペースで施術を6回行った 施術を重ねるごとに筋の緊張が緩み、首・肩甲骨の動きの制限がなくなり、痛みの軽減がみられた。
【 担当よりコメント 】
今年の梅雨時期は、寝違え様の症状が多いように感じます。
湿気があると、汗をかき薄着で冷えると、首肩周りが冷え、首肩周りの筋のこわばりが出るようです。
汗をかいたらしっかりぬぐって、寝るようにしましょう。汗をかいてクーラーも良くありません。
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30代 性別 男性
パソコンを長時間使用しているので首肩は常時凝っている。
仕事量が増え、ほぼ画面の前にいる。職場で今まで感じたことのないめまいと胸がつまるような感覚があった。鍼灸を勧められて来院。
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・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・胸のざわざわする感じ。
・仕事量増加によるストレス。
・首肩こり。たまに頭痛。
・寝ても寝た感じがしない。
【 お身体の状態と見立て】
・パソコンを凝視している時間が長いということで猫背・巻肩になっている。
・背中(脊柱起立筋や僧帽筋)の緊張。
・肩甲骨の間の硬さが顕著。ツボで言うと膈兪(かくゆ)・肝兪(かんゆ)。
・下腹部にしこりがある。
・ふくらはぎが硬い。
【 鍼灸施術と経過 】
・背中と腰の緊張を取るため、カッピングでまずは緊張を緩める
・背部、足の鍼の後に棒灸で肩、背中、腰を施灸
・臀部のしこりのみ中国針にて施術
・お腹の鍼と棒灸
・緊張を取るため頭の鍼
施術後に胸を開くストレッチの指導を行い、仕事の合間にストレッチをするように指導。
【 担当よりコメント 】
画面を長時間見て作業をしている方は首肩凝りにもなりますが、「息がしにくい」「胸が詰まる」という訴えも増えました。コロナ禍や職場環境の変化でのストレスも重なり、緊張状態が長期間続いている方が多いです。在宅ワークで身体を動かすことがない状態が長期化してウツ状態の方もいらっしゃいます。ストレッチや身体を動かす時間を作って身体の緊張を取ることも重要です。
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40代 性別 男性
以前から首の痛みを感じていたが、コロナになり運動の習慣がなくなったころから、首の痛みコリ感が強くなり。また仰向けで寝ると首に違和感がでて横向きで寝てしまう。
目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・首後ろの痛み、違和感
・側頭部の頭痛
・仰向けに寝ると、首に違和感がある
・寝ていると途中で起きる。中途覚醒
・背中~腰のはり感も常に感じている
【 お身体の状態と見立て】
・症状のある、首後ろ~肩甲骨周りの筋の緊張がある。
・背中を丸める姿勢が多いため、胸、首前の筋肉が縮こまり伸び辛くなっている。
・首を後ろに反らす動き、横に傾ける動きが悪い
・体全体がむくんでいる
眼科医との事で、眼の検査でレンズをのぞき込むことが多く、頭を前に出している姿勢が首のこわばりの主な原因と考えられる。後頭下筋(うなじ)斜角筋・胸鎖乳突筋(首前)肩甲挙筋(首横)の緊張が強い。後頭下筋の緊張は頭痛を併発しやすい。首横・前の筋肉の緊張があると、首を横と後ろに倒しづらくなる。これが仰向けに寝た時の首の違和感になっていると考えられる。
また頭を前に出している姿勢は、背中が丸まり、背中~腰部のコリの原因にもなります。
コロナで運動不足になり、臀部や体幹部の筋肉を使わなくなり、猫背姿勢が固定化したことにより首の症状が強くなったと考えられます。
【 鍼灸施術と経過 】
・症状の原因となっている首肩周りの緊張を鍼で緩める
・猫背姿勢の原因となる、胸、お腹、臀部周りにも鍼+手技
1週に一回ペースで施術を行う。4回目の施術時には首の痛み、違和感は感じていないとの事。
【 担当よりコメント 】
眼科医や歯科医は仕事の体制で、首肩の症状を訴える方が多いです。
どの職業もそうですが、同じ態勢、作業を繰り返します。すぐに痛みはでませんが、日ごろの運動や身体のメンテナンスが大切です。
西村
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20代 男性
1年前から、後頭部と目の奥に痛みを感じるようになった。首筋・肩のコリもひどく感じる
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・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・後頭部痛 目の奥の痛み
・明るい所でまぶしく感じる
・首筋、肩の痛み
【 お身体の状態と見立て】
・右肩~うなじの筋肉がゴリゴリと硬さあり。押すと痛む。斜角筋 肩甲挙筋 後頭下筋
・右肩甲骨の動きがわるい
・首を前に倒すと後ろの首筋に突っ張る感じ有り
・お腹に冷え、奥まで押すと筋張った筋がある
昨日解剖的にみていくと、背中を丸めた猫背姿勢があり、上部頚椎の角度がきつくなり後頭下筋のこわばり→大後頭神経の圧迫→三叉神経領域にも痛みが波及し目の痛みに繋がっている模様。
このように背中丸まった姿勢は、うなじ部分の上部頚椎と後頭骨の関節の角度が鋭角になり、後頭下筋の緊張を作ります。
【 鍼灸施術と経過 】
・後頭下筋(うなじ)肩甲挙筋・斜角筋(首横・前)に刺鍼
・首肩のこわばりに影響している、肩甲骨の動きを制限している部位に鍼(小胸筋)
・腹診の所見からお血が筋肉の強ばりに影響しているようなのでお腹にも鍼+灸
・週一で5回施術を行った 後頭部・眼の奥の痛みは出ていないとのこと。引き続き首肩のこわばりを取るために施術を継続中
【 担当よりコメント 】
うなじ部のこわばりが、頭の後ろの神経(大後頭神経)を刺激し頭の中でリンクしている三叉神経を刺激し目の痛みを出すことがあります。うなじ部のコリを丹念に見つけ鍼を行うことがポイントです。また症状を繰り返さないためには東洋医学的な観点での体質改善の施術、アドバイスも大事と考えます。
西村
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40代 女性
1週間前より、首を動かすと右の後頭部にピリッとした痛みを感じる
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・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・首を下に向けたり、右に向いたり、右肩を動かすと、右後頭部のピリッとした痛み
・肩こりは慢性的にあり
・更年期の症状と思われる、ホットフラッシュ 動悸あり
【 お身体の状態と見立て】
・うなじの部分にある後頭下筋を触診すると硬い筋緊張あり
・右に首をひねりずらい
・右肩関節の動きが制限されている、小胸筋のかたさによる
右の肩関節の動きの制限と猫背姿勢により、首が正常に動いていないことが、後頭下筋の緊張をつくっている様子。
この後頭部の筋肉が緊張が高まると、後頭部から頭頂部に向かう神経に圧が加わりピリッとした痛みが出ていると考えられる。
【 鍼灸施術と経過 】
・右の肩甲骨周り、背部、頚部の動きの制限を作っている部位に鍼
・下半身の冷えがあり、のぼせの原因となっている様子なので、お腹、下肢に鍼+灸
3日おきのペースで、施術を行う、3回目の施術時にはピリッとした痛みはなくなった。頚部、肩関節の動きもついてきた。
引き続きの更年期の症状も含めて施術を継続している。
【 担当よりコメント 】
うなじ部の筋肉の緊張により、今回のような首動作時にピリッとくるという症状の改善には鍼が効果的です。後頭下筋は筋肉の層の深い部分にあるので、あん摩などの手技では効率よくアプローチしにくい場所だからです。
またのぼせなど、熱が上に上がりやすい状態があると、頭痛やめまい、肩こりなど身体の上部に症状が起きやすいと考えられています。下半身の循環を良くし、熱が上に昇りやすい状態を良くすることも、大事です。
西村
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