鍼灸症例報告:メニエール病、首肩背中の痛み
50代 女性 小学校教師
メニエール病。首、肩、背中の痛み。
目次
【 お困りの症状】
・6年前にメニエール病で入院していた経験あり。右耳。ずっと症状は落ち着いていたが数か月前から再び症状が出てきた。耳鼻咽喉科にも行っており投薬中。変化がないので鍼灸を試したいと思った。
・首、背中、腰の痛み。
・非常に疲れやすい。もともと疲れやすい体質とのこと。
・10年前にスキーで靭帯を痛めて以来、左膝に痛みが出やすい。
【 お身体の状態と見立て】
・教師の仕事と私生活のストレスにより疲労しきっている。そのために情緒不安定の様子。
・背中の緊張。鍼に対して過敏。首から肩にかけての張り。
・お腹は温かいが下腹部に硬結(硬くなっている所)があり。
・更年期でホルモンバランスの転換期。生理前の発汗が顕著。
・筋力が弱く足が冷たい。
【 鍼灸施術と経過 】
・初回時は疲労で興奮状態、鍼の刺激にも敏感の様子。鍼の刺激は弱めで背部マッサージも加えた。腹部の灸。足の甲の耳への対応箇所へ鍼。筋肉を活性化するために下腿の筋肉体操を指導。
・3週間後の2回目来院時は別人のように穏やかな様子で来院。2週間前から薬を飲まなくても眠れるようになったとのこと。2回目からは鍼の過敏さも和らぎ、耳周りのツボも追加。
・4回目来院時に気圧や気候の変化でめまいがあると訴えがあったが、以前は耳鳴りがずっとあったのが少なくなり嬉しいとのこと。
・仕事があるため、3週間~1ヵ月か月おきに施術。5回で耳の症状は良くなっていた。鍼灸施術開始と共に筋肉トレーニングと散歩を心がけていたのも大きい。散歩をするようになってから気分が良いとのこと。
・背部の痛みも寛解しているが、生活状態で左右される。
・散歩をするようになって膝の違和感はあまりない。
【 担当よりコメント 】
耳の症状で来院される方は少なくありません。仕事や生活の仕方、ストレスにも左右されますが、性格や体質の影響も大きいです。動く習慣をつけて気分を発散させるのも重要だと思います。
長期間の緊張で首筋がガチガチの場合が多いです。緊張しているお体を緩めることで体をリラックス、血流を良くして自己治癒力を高めます。
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