50代 性別 女性

新型コロナウイルスにかかって、コロナの症状が良くなったと思ったら急に匂いが分からなくなった。テレビでコロナ後遺症で嗅覚がなくなったのを鍼灸治療で治療したアメリカの話を見て来院した。

目次

 お困りの症状】

 お身体の状態と見立て】

 鍼灸施術方法と経過 

 担当よりコメント 

 

 お困りの症状】

・コロナウイルス感染後の急に嗅覚がなくなった

・家族全員コロナになり、最後に自分が感染したので看護の疲労もある

・倦怠感が抜けない

・たまに咳込みそうになる

  

 お身体の状態と見立て】

・コロナ以前から続いているお仕事の疲労

・緊張状態が続いており、肩周り背中が張っている

・肩甲骨の動きが悪い

・おなかが冷え、おなかの力がない

 

 鍼灸施術と経過 

・体全体(特に上半身)の緊張を取る

・消化吸収をスムーズに行えるように胃腸の動きを良くする施術

・コロナ罹患後を考え、呼吸に関係するライン上への刺激

・耳への鍼(呼吸器に対応する箇所)

鍼灸治療後の三日後に嗅覚が戻ったと報告がありました。鍼灸治療のおかげかは分からりませんが、嗅覚がなくなってもしばらくは様子を見ると良いと思います。

 

 担当よりコメント 

調子が悪いと来院する方。今回はどうしたのかと思ったらコロナの後遺症で嗅覚がなくなったとのこと。料理をしていても匂いが分からないし、家族の介護をする際の「悪い」匂いも分からない。コロナの後遺症ではなくても風邪や副鼻腔炎で嗅覚や味覚が一時的になくなることがあります。自己治癒力を高めるためにお身体全体の緊張を取り除き、鍼灸で免疫の調節ができるように促します。

中島ブログ


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