鍼灸症例報告:歯痛と思ったら顎の筋肉の凝りだった
40代 女性
1週間前より、左上の歯の痛みがでて歯医者に行ったら顎の筋の強ばりが原因と言われ当院に来院
目次
【 お困りの症状】
・左頬に痛み有り、歯痛様の痛み
・顎が開きづらい
・首肩コリ
・こめかみ回りにこわばり
【 お身体の状態と見立て】
・頬骨の奥にある筋肉を触るとコリコリとした筋の強ばりを感じる
・上背部・首横の緊張強い食いしばっている模様
・全体にむくみあり
職場の移動と多忙が重なり、プレッシャーのストレスで食いしばりにより顎の筋の強ばりが痛みにつながったと考えられる。
【 鍼灸施術と経過 】
・上半身の緊張が強いので、背部の緊張を緩める、上半身の緊張が取れないと食いしばりはなかなか改善しない
・コメカミと顎周りに鍼、左頬奥の特に固い筋肉をじっくり探り刺鍼、じわーっと鍼が響いた模様とともに針先に筋に緩む手ごたえを感じる
・週一ペースで施術を5回行った 施術毎に痛み軽減し顎周りの筋以外も、表情も柔らかくなり身体全体の緊張も緩んできた印象、顎が開きやすくなっているとの事
【 担当よりコメント 】
顎の筋の緊張による痛みを歯の痛みと感じることがあります。無意識の食いしばりにより顎の緊張が出てきます。ストレス発散と鍼灸おすすめです。
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