ここのところNHKにて鍼灸を取り上げた番組が度々放送されています。
今回は『チョイス@病気になったとき』で鍼灸が特集されました。
【11月19日放送予定】NHK『チョイス@病気になったとき』で鍼灸を特集!
テーマは『コリだけじゃない!頭痛や息切れにも!? 鍼灸 驚きのチカラ』
鍼灸院には、肩コリや腰痛など筋肉のコリや痛みを解消したいという方が多く来院されますが鍼灸の活躍できる場はもっとあります。
鍼灸は血行を良くしたり、自律神経のバランスを整える効果があり、その結果、頭痛・息切れ・目の疲れ・不眠・不安感・うつ・生理痛など様々な症状の改善に効果が期待できます。
鍼灸院に肩コリや腰痛で通っていたとしても、他に体の悩みのある方は、鍼灸師に相談してみてください。
当院でも皆様のいろんなお体の悩みに対応できるよう、知識・技術を磨いてまいります!
鍼灸の受療率一年で全国民の5%ほどだそうです。もっと皆様の身近な鍼灸になることが私共の夢の一つです。
西村
肩こりや首コリや咳や動悸などの上半身の症状に対しては、手のツボを使うことが多いです。
肩甲骨・胸郭の周りの筋と手の筋が連動しているからだと考えられます。
肩甲骨は胴体部分と腕をつなぐ骨で、腕・手を起用に動かすために土台となる骨です。
肩甲骨周りが凝ってしょうがないという方は、たいてい上腕・前腕・手の筋肉にコリがあり、正しく手を動かせなくなています。肩関節・肘・手首・指と連動しています。この連動した動きに異常を見つけ施術を行うことが大切になります。
手の凝りは自覚しずらく、凝っていることに気づきません。
デスクワークのかたは、キーボード、マウス仕様の影響で手を酷使しています。当院に来院される患者さんのほどんどは近隣のデスクワークをされている患者さんです。
患者さんの、腕・手をみてみると、ガチガチに硬い方が多いです。キーボード・マウスは指を握る動作を繰り返すことになるので、指を曲げる筋が硬くなり、指が伸び辛くなります。手の日らを『パー』にしたときに、指が伸び切っていない方が多いです。
首肩が凝っている方は、手のケアも大事です。
30代 性別 男性 公務員
慢性的に左肩甲骨内側にコリ感を感じる、ここ2週間くらいは、左の上腕部にも痺れるような違和感あり。マッサージには良くいくがすぐに症状が戻るとの事。鍼灸に興味あり来院。
目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・左肩甲骨の内側に痺れるような凝り感あり
・左上腕の後ろ側に痺れ感
【 お身体の状態と見立て】
・首を後ろに倒しづらい、後ろに倒すと上腕に痺れ感あり
・左肩甲骨の動きに制限有 胸を張る動き
・肩甲骨内側にゴリゴリた筋緊張あり
・首の左前側(斜角筋)にゴリゴリた筋緊張あり
・手を触ると、右手に比べ左手に冷たい
・猫背強く、やせ型で色白、声か細い、
・他症状:逆流性食道炎あり
姿勢をみると、極端に肩に対して頭が前に突き出たような姿勢。スマホやPC画面を見る時に、顔を前に突き出すような姿勢をしているとこのような姿勢になることが多い。
この顔前に突き出した姿勢の方は首前の筋肉、『斜角筋』が凝っていることが多い
【 鍼灸施術と経過 】
・週一で施術を行う
・3回目までの施術は首、肩周り中心に行う、それ以降は全体の状態を整えるために全身治療も合わせて行う。
・丁寧に斜角筋のコリを探り鍼をすると、ず~んと背中に広がる響きあり。『気持ちいい』との感想。鍼は痛いと思われがちだが、しつこい凝りの部位に針先があたると心地よいと感じる方も多い。
・3回目までの施術では変化を感じられなかったが、4回目以降は症状が減り施術毎に、背中のコリ感、上腕の痺れ感が少なくなっているとの事。8回目の施術では、上腕の痺れ、背部のコリ感はほぼ感じていないとの事。
【 担当よりコメント 】
スマホが出てきて、下を向くことが多くなり、この斜角筋の部分のコリによる症状が増えてきている印象です。できるだけ正面でスマホ、PCモニターを見るようにしましょう。
先日、夏休みをいただきました。
実家の佐賀に帰郷し、阿蘇に一泊旅行に行ってきました。
阿蘇は、標高500m以上の高地のため、地上より気温低めですが、今年は暑かったです。
阿蘇は熊本地震の被害を受けましたが、先日、南阿蘇鉄道全線復旧し地震からの復興もだいぶ進んでいるようです。
平成28年熊本地震「阿蘇市震災記録誌」
阿蘇は、私の好きな場所の一つで、草原が広がる景色、美しい水・空気、空。癒されました。
熊本空港からのアクセスも良く、是非行ってみてください。(ついでに私の故郷佐賀にもお寄り下さい)
普段東京にいると気づきませんが、阿蘇でぼ~っと景色を眺めていると、ゆっくりと時間を過ごすことを忘れていたことに気づかされました。
日々の忙しさから離れ、ボ~っと身体を休ませることも大事だなと感じた休日でした。
はり灸も、身体をぼ~っとリラックスさせる効果ありますよ。都会の喧騒に疲れた体をはり灸で癒しましょう。
また東京で仕事に励みます!

塩井社水源 湧水が豊富で阿蘇は美味しい水にあふれています

阿蘇あぐりキャンプ場 コテージで快適

阿蘇中岳 第1火口

草千里
40代 性別 男性
趣味で週末バイオリンを練習している。以前よりバイオリンの弾いた後に左首に痛み違和感がある。
目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・バイオリンを弾いた後に左首が痛い
・左に首をむけると左の首すじに痛み
・
【 お身体の状態と見立て】
・首の可動域を見ると、右向きに比べ左向きの可動域が狭い
・左側屈(左横に首を倒す動き)も狭い
・万歳をすると左肩の可動域が狭い
元々、左に首の可動制限があり、この状態で左でバイオリンを挟む動作を続けることにより痛みが出ていると思われる。左肩甲骨の動きの悪さも首の痛みの原因となっていると思われる。
【 鍼灸施術と経過 】
・右首横に筋の緊張があり、これが左回線の動きを制限していると思われる。右首横に刺鍼
・左首つけ根(頚椎の7番)棘突起左側に、刺鍼
・左肩甲骨周りの動きを整えるため、脇、胸、上腕に刺鍼、
・左前腕の指を動かす筋の緊張もあるため、前腕に刺鍼(前腕の緊張が肩の動作に影響していることがある)
施術後は首左回旋(左を向く)動作がスムーズになり可動域も増えた、痛みも出ていないとの事。
首肩の筋の緊張を緩め、可動域を正常にするという目的で、週一ペースで施術を6回行ったところ、痛み無く演奏が出来ているとの事。メンテナンスで継続して施術を行っている。
【 担当よりコメント 】
スポーツもそうですが、動かしづらい動きを継続して行うと痛みの原因となります。
普段の偏った姿勢・動作により、筋肉の緊張が身体の動かし辛さを作ります。
鍼灸は、筋肉の凝り・緊張を緩めることが得意です。鍼灸・普段の身体のケアにお勧めです。
西村

・EDO鍼灸治療院の症例報告

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30代 女性
2週間前から左肩甲骨まわりと左腕に痛み・だるさを感じる
目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・左肩甲骨内側にコリ感と痛み
・左に首を倒すと左肩に痛み
・左肩が痛いと上腕(二の腕)にもだるさがある
【 お身体の状態と見立て】
・左肩甲骨の動きが良くない、左わき腹(前鋸筋)にこわばりがある動きを制限している
・右首横にこわばり
・左肩甲骨内側にこわばり
・首周りに冷え(血行不良)
左の肩甲骨周りの筋のこわばりと、右首横の筋の緊張が左に首が倒れる動き・左肩甲骨の動きを制限し、左首~肩甲骨の痛み・違和感を出していると思われる。左肩甲骨周りの筋緊張が腕にも違和感を出している。
梅雨時期、薄着で寝て首周りの冷えも関わっていると思われる。
【 鍼灸施術と経過 】
・左肩甲骨まわりの動きを制限しているわき腹に刺鍼
・痛みの出ている肩甲骨内側の筋緊張部位に刺鍼+灸
・右首横の筋に刺鍼
・週2ペースで施術を6回行った 施術を重ねるごとに筋の緊張が緩み、首・肩甲骨の動きの制限がなくなり、痛みの軽減がみられた。
【 担当よりコメント 】
今年の梅雨時期は、寝違え様の症状が多いように感じます。
湿気があると、汗をかき薄着で冷えると、首肩周りが冷え、首肩周りの筋のこわばりが出るようです。
汗をかいたらしっかりぬぐって、寝るようにしましょう。汗をかいてクーラーも良くありません。

・EDO鍼灸治療院の症例報告

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30代 女性
体のだるさが強く、動くのが億劫でやる気が起きない。不安感やイライラもあり。
目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・4月終わりから体のだるさが強く、やる気が起きない
・眠れているが寝起きが良くない
・不安感やイライラすることが多い
【 お身体の状態と見立て】
・背部のこわばりが強い、自律神経の交感神経優位となると背中にこわばりが出易い
・足の冷えがある
・上腹部にこわばり(精神的ストレスで張りやすい場所)
・下腹部に冷えと押すと刺すような痛む箇所あり(血の巡りの悪い状態だと下腹部に押すと痛む箇所がでる)
この方は元々下半身の冷えがあり、血液の循環が滞りがみられました。お血と言われる状態です。
血液の循環の良くないかたの場合、4月後半から5月の気温の変化に身体がついてこれず、自律神経の乱れから、だるさ・イライラ・不安感などの症状が出たと思われます。
五月病は、新しい環境でのストレスだけでなく、季節の変化に身体がついてこれず不安感、だるさ、イライラなどの症状が出るものと思われます。
【 鍼灸施術と経過 】
・骨盤内の循環を良くするため、腰部臀部に鍼と灸、下腹部に灸を行う
・交感神経の興奮を抑える目的で、背部に鍼、背中を緩めるとホッとしたリラックスした状態になり易い
・関連する手足のツボに鍼
・施術後は、身体がポカポカした感じで、身体のこわばりが抜けた感じ。表情も明るくなった
施術毎に、だるさなどの症状は軽減し、普段の生活が快適になったとの事。施術は早く体調を回復するため、週に2回施術間隔を6回行った。
【 担当よりコメント 】
五月病は、新しい環境でのストレスだけでなく、五月ごろの気温の上昇に身体が対処できず、不安感、だるさ、イライラなどの症状が出るものと思われます。
日本橋でお勤めの方の多くは座り仕事です。座りっぱなしは血液循環の滞りを作ってしまいます。血の巡りが悪くなると、気温の変化に影響を受けやすくなり、むくみ、冷えから全身の様々な不調の原因となります。
血流を良くするためには、『運動(スクワット・早歩き)お風呂(足湯でもOK)睡眠・冷たいものは出来るだけ取らない』を意識して生活すると良いかと思います。
・EDO鍼灸治療院の症例報告

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40代 女性 事務職
背中のはりが強く、だるさが強い
目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・背中がはっている感じでだるい
・慢性的に症状はあるが最近特に感じる
・寝てもすっきりしない、途中で起きる
・くよくよ落ち込んで気分の時が多い
【 お身体の状態と見立て】
・上背部の緊張が強い
・上腹部にこわばりがあり押さえると苦しい感覚を覚える
・うなじの部分にこわばり
・眉間にしわを寄せ落ち込んだ表情
上半身に緊張があると寝つきが悪かったり、リラックスできない状態になることが多いです。
自律神経の交感神経優位の状態と考えられます。
自律神経にかかわる症状のときは首~背中の上部に特徴的なこわばりがあることが多い。また上腹部のこわばりは胸脇苦満といいストレスが多い状態を表す。
【 鍼灸施術と経過 】
・上背部のアゼ穴(押して気持ちよいと感じるツボ)へ刺鍼
・風池(うなじ部)へ刺鍼
・背~腰は灸(気持ち良く感じるお灸)
・腹部への刺鍼
・週一ペースで施術を6回施術を行う。
施術毎に背中のはり感、だるさは軽くなってきているとの事。
6回目の施術時点では上腹部のこわばりも緩み、背部の筋緊張も緩んだ。表情が顔色が明るくなり力が抜けた印象。
【 担当よりコメント 】
自覚なくとも背中にこわばりがある方多いです。デスクワーク、眼の使い過ぎ、ストレスが等が原因と考えられます。自律神経の影響も受けやすい部分で、背中が緩むと、気分も軽くなることが多いです。心地良く響く鍼で背中のこわばり解消してみませんか?
西村

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50代 女性 職業:事務
2週間前にぎっくり腰、その後から靴下を履く動作、座位から立ち上がりで腰が痛い
目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・靴下を履く動作で左腰に痛み
・長時間座ると腰が痛い。
・長時間座った後立ち上がりで腰が痛くのびない
・左内ももに痺れ感
【 お身体の状態と見立て】
・左の鼠径部、右ももの内側にこわばり
・左腰・左臀部に筋の強い緊張
・左もも~左ふくらはぎの外側にこわばり
鼠径部(腸腰筋)のこわばりが、立ち上がり時の腰の痛み、お尻のこわばりが靴下吐く動作の痛みに繋がっていると思われる。ぎっくり腰の後このようにお尻、鼠径部にこわばりが残ることがあります。
鼠径部のこわばりが原因で左ももの痺れが出ている様子。
【 鍼灸施術と経過 】
・お尻の奥に硬いこわばりがあり鍼で緩める、鍼を入れていくと硬いこわばりがあり筋肉がビクッと動く手ごたえあり
・左腰の奥にも筋のこわばりあり、緩むポイントまで刺入
・腰・臀部に関連する足のツボを使い、腰~下肢の動きの改善を目的とした鍼をする
1回目施術後、動作時の痛みは軽減。
1週間後、2回目来院時、前回よりは痛みすくなく生活で来たとの事。施術は同様にお灸を加え血流の改善をはかる。
3回目、痛みほぼなく生活で来た。動作をチェックしてみると鼠径部にややこわばりが残っていたので施術。
4回目、痛みは感じることなく生活で来たとの事。動作もスムーズで筋緊張も緩んでいる。エクササイズと座り姿勢をアドバイスして、施術終了
【 担当よりコメント 】
ぎっくり腰の後、筋のこわばりが残り、腰や股関節の動きに制限があり、長引く腰の不調につながってきます。ぎっくり腰再発しやすくもなります。
ぎっくり腰は早めの、鍼治療おすすめです。
西村

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今年も皆様には大変お世話になりました。
毎年年末のご挨拶をブログで書いておりますが、もう1年過ぎたかのかという感じです。
コロナ禍3年迎えようとしております。
もうそろそろ、羽を伸ばし自由に生活したいものです。
来年も皆様の健康な生活の一助のなれますよう鍼灸道を精進いたします。
来年は1/4より営業致します。
皆様良いお年をお迎えください。
令和4年12月29日