カテゴリ: 鍼灸症例報告

症例報告:目の疲れ、吐き気をもよおす頭痛

30代 女性

目の疲れ、吐き気をもよおす頭痛

目次

 お困りの症状】

 お身体の状態と見立て】

 鍼灸施術方法と経過 

 担当よりコメント 

 お困りの症状】

 目の疲れ  

・吐き気をもよおす頭痛  

・集中力の低下  

 

 お身体の状態と見立て】

仕事がデスクワーク中心で、パソコン画面を見る時間が長い。  

・最近、目の疲れがひどく、夕方になると視界がぼやけることがある。  

・頭痛が頻繁に起こり、特に目の奥がズキズキと痛む。  

・頭痛がひどいときには吐き気を感じることがある。  

・仕事のストレスが多く、睡眠時間が不規則。

・朝起きたとき頭がぼーっとする。  

・運動不足で、休日もほとんど体を動かさない。  

・食生活も乱れており、栄養バランスが悪い。  

 

長時間のデスクワークやパソコンの使用による眼精疲労、同じ姿勢を長く続けることで首周りや肩・頭などの筋肉が過緊張となり、

頭部への血流が悪くなり頭痛を引き起こしていると考えられる。

ストレスや不規則な生活習慣がこれらの症状を悪化させていると思われ、更に不規則な睡眠、

栄養バランスの偏りや運動不足が体の回復力を低下させ、症状を長引かせる要因となっていると考えられる。

 鍼灸施術と経過 

首肩や頭の緊張を取り除き、頭部への血流改善をはかる 

・目の周りへの刺針を行い、視界をクリアにする

・ストレスを軽減し、睡眠の質をあげる

 

眼精疲労を緩和するために目の周りへの刺針、頭部や首肩周りの緊張を緩和し、全身の血行を良くするために手や足の経穴も使用。

上記を主な治療として行った。

 

施術後、目が開きやすく視界がぱっと明るくなり驚く。その日の夜は寝付きも良く、朝起きたときの頭がぼんやりする感じが減っていた。

施術を重ねるごとに、目の疲れや頭痛の頻度が減少。そのおかげか仕事中の集中力も徐々に回復し、夕方まで目が疲れにくくなってきた。

また、睡眠の質も向上し、朝の目覚めがすっきりと感じるようになってきた。

吐き気をもよおすほどの酷い頭痛も最近は無くなってきており快適に過ごせているので、今後もメンテナンスで通いたいとのこと

 

 担当よりコメント 

目の疲れや頭痛は、現代社会において非常に多く見られる症状です。長時間のデスクワークやパソコンの使用、

ストレス、不規則な生活習慣などがこれらの症状を引き起こす主な原因となっています。

鍼灸治療は、目の周りや頭部、首肩周りの緊張をほぐし全身の血行を促進することで、各症状の改善に効果的です。

また、バランスの取れた食事や適度な運動、質の良い睡眠を心がけることで、目の疲れや頭痛を予防することができます。

特に、デスクワークが多い方は、定期的に休憩を取り、目を休ませることが大切です。ストレスを適切に管理し、

リラックスする時間を持つことも症状の改善につながります!

 

7月に入り急激に暑くなりましたね…こまめに休憩、水分補給などしっかり行い、熱中症に気をつけてお過ごしください。わたしも気をつけます!!!!

清末


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症例報告:後頭下筋と眼精疲労

50代 性別男性

目の奥に疲れを強く感じる。首のコリ感が強い。寝つきが悪い

目次

 お困りの症状】

 お身体の状態と見立て】

 鍼灸施術方法と経過 

 担当よりコメント 

 

 お困りの症状】

・40代後半から眼精疲労が強く感じるようになった。目の奥や周りに疲労感

・首も常に凝り感あり、首が回りづらい

・寝つきが40代後半からよくない

  

 お身体の状態と見立て】

・首を左回旋制限有り(左に首を回しづらい)左側屈 伸展制限もある

・首の触診をすると、斜角筋、後頭下筋(うなじ)にこわばりと圧痛(押すと痛み)が認められる

・肩甲骨の動作制限もあり、とくに右肩甲骨を後ろに引く動作に制限有

後頭下筋の緊張により、眼精疲労の原因の一つと考えられる。眼精疲労と首肩のコリは同時に起きていることが多い。目の使い過ぎ→首の筋肉の緊張・凝り感になるケースが多いようです。

また寝つきの悪さや、中途覚醒のある方は、首の筋のこわばりが強いことがほとんどで、首コリがある方は自律神経に影響し眠りに影響していると考えられる。

 鍼灸施術と経過 

・肩甲骨周りの筋緊張部位に刺鍼(運動鍼など)+手技(あん摩・導引)

・後頭下筋、斜角筋、肩甲挙筋などに刺鍼+手技(あん摩・導引)

肩甲骨・胸椎・頚椎につく筋緊張を取り、動きが正常に近づくように施術。

週一ペースで施術を行った。施術後は目が開きやすくなり、視界が明るく感じるとの事。
施術毎に首のコリ感、眼精疲労は軽減しているとの事。寝つきは以前よりも良い。
5回目の施術時には、首の動作も初回より改善し、触診による筋緊張も10→3くらいに減少。

後頭下筋に鍼をすると、目の奥にず~と響きを感じることが多いです。鍼を刺すといつも痛みやコリを感じている部位に響きを感じることがあります。そこが痛みの原因となる筋緊張部位であり治療ポイントでもあります。

 担当よりコメント 

後頭下筋は、眼球の動きと連動して収縮しています。PC作業など目を細かく動かす作業は後頭下筋の疲労を起こします。

眼精疲労、首コリ軽減には

・眼球を大きく動かす目の体操

・たまに遠くを見るようにする

・猫背で長時間、PC・スマホ・本などを見ない


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症例報告:体重の急激な増減、手足のむくみ重だるさ

30代 女性

体重の急激な増減、手足のむくみ重だるさ

目次

 お困りの症状】

 お身体の状態と見立て】

 鍼灸施術方法と経過 

 担当よりコメント 

 お困りの症状】

体重の急激な増減  

・手足のむくみや重だるさ  

・全身の倦怠感  

 

 お身体の状態と見立て】

体重が増減しやすく、ここ一年半くらいは特に増加が目立っている。  

・手足がむくみ、重だるく感じることが多い。  

・日常生活で疲れやすく、特に夕方には全身の倦怠感が強くなる。  

・ストレスが多く、暴飲暴食の傾向がある。  

・運動する習慣がなく、休日もほとんど動かない。  

・寝付きが悪く、夜中に何度も目が覚めることがある。  

 

ストレスによる食生活の乱れが体重の急激な変動を引き起こしており、

体内のバランスが崩れていると考えられる。

また不規則な食事時間が内蔵に負担をかけ、消化吸収機能が低下している。

これに加え、余分な水分の排出力が低下しており、

特に手足のむくみや重だるさといった症状が現れたと思われる。

さらに運動習慣が無いことがこれらを助長し、

また睡眠の質の低下も全身の倦怠感に大きな影響を与えていると考えられる。

 鍼灸施術と経過 

自律神経のバランスを整え、ストレスを軽減し、心身をリラックスさせる

・体内の余分な水分を排出し、むくみを解消する

・胃腸の働きを整え、消化吸収をスムーズにする

 

上記を主な治療として行った。

 

施術後、その日の夜にぐっすりと眠ることができた。また、尿量が増えてびっくりした。

そのおかげか翌朝には手足のむくみが軽減され、久しぶりにスッキリとした感覚を得られた。

 

治療回数を重ね、段々と動けるような気持ちにもなってきたので、

筋トレや軽いウォーキングなど徐々に運動を取り入れることができるようになってきた。

身体を動かすことストレスも以前より和らぎ、心身のバランスが改善されつつあるとのこと。

 担当よりコメント 

体重の急激な増減やむくみ、倦怠感は、ストレスや不規則な生活習慣が大きく影響しています。

鍼灸治療はこれらの症状の改善に効果的ですが、日々の生活習慣の見直しが必要不可欠です。

バランスの取れた食事、適度な運動、そして質の良い睡眠を心がけることで、

体重の安定化やむくみの軽減が期待できます。

また、ストレスを適切に管理することも重要です。リラックスする時間を持ち、

自分のペースで健康的な生活を送ることを目指しましょう。

 

鍼灸治療を通して生活習慣の改善をサポートしていきたいと考えております。

快適な毎日を送るために、一緒に健康管理に取り組んでいきましょう!!

清末


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症例報告:胃腸の不調と不規則な便通

40代 女性

​​胃腸の不調と不規則な便通

目次

 お困りの症状】

 お身体の状態と見立て】

 鍼灸施術方法と経過 

 担当よりコメント 

 お困りの症状】

胃腸の調子が悪く、食欲が落ちている

・便通が不規則で、便秘と下痢が交互に起こる

 お身体の状態と見立て】

最近胃腸の調子が悪く、食事を摂るのが億劫に感じる

・料理をするのも面倒で、ほぼ外食かコンビニで済ませてしまう

・仕事が終わる時間が日によってかなり違う為、食事を取るタイミングや食べる量もバラバラになっている

・便通が不規則であり、時には便秘に悩まされ、また別の時には急な下痢に襲われることがある

・お腹が張って苦しい感じがする

・体調が悪いせいかイライラすることが増え、ため息も増えた

・仕事のストレスがかかるときや生理前になると症状が悪化する

 

積み重なる日々のストレスや不規則な生活リズム、食事などが胃腸の消化吸収機能に影響を与え、

体内の気血の働きも悪くなり、便通の乱れや腹部不快感を引き起こしていると考えられる。

 鍼灸施術と経過 

胃腸の働きを向上させ、便通の正常化や腹部不快感の緩和をはかる

・身体をリラックスした状態にし、気血を十分に巡らせる

 

上記を主な治療として行った。

 

鍼灸治療を受け徐々に胃腸の調子が改善してきた。少しずつではあるが食欲が戻り、

便通も安定してきたことで日常生活が楽になってきている。

そのお掛けかイライラすることも減った気がする。

また、腹部の張り感も軽減。

 

全体的に良くなってきているので今後も鍼灸治療は続け、健康的な食生活と適度な運動、

ストレス管理にも気をつけていきたいとのこと。

 担当よりコメント 

胃腸の不調や便通の乱れは、日常生活の中での食生活やストレスなどが影響することが多いです。

健康な生活のためには、食事・運動・睡眠のバランスを整えることが重要となりますので、

まずは生活習慣の改善を意識して取り組むことが大切です。

 

その手助けとなる方法として鍼灸治療を選んでいただけると幸いです!

清末


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症例報告:後頭下筋群のこりと眼精疲労

40代 男性 管理職 PC仕事多い

数年来、首のコリと眼精疲労がある。最近老眼が進行し更に眼精疲労が辛い。
職場の同僚に勧められて来院

目次

 お困りの症状】

 お身体の状態と見立て】

 鍼灸施術方法と経過 

 担当よりコメント 

 

 お困りの症状】

・眼精疲労、夕方になるとピントが合いづらくなる

・目の周り、こめかみのあたりも重だるい

・首の後ろの筋がこる、肩こりもある

・その他症状として、眠りが浅いと感じている

  

 お身体の状態と見立て】

・うなじ部を押すと筋に硬さがあり、気持ちよいと感じる。

・顔を下にむけると、うなじ部の動き良くない

・姿勢、胸椎の後弯つよく(猫背)、顔を前に突き出した姿勢

・足のくるぶしから下に冷え有り

うなじ部 後頭下筋の緊張が首の凝り感、眼精疲労の原因となっているものと思われる。後頭下筋は目の動きにより筋が連動して収縮する。

 

 鍼灸施術と経過 

・緊張のある後頭下筋に鍼

・猫背、顔つきだし姿勢が後頭下筋の緊張を生み出す原因となっているため、姿勢改善のため、肩甲骨、背中、お腹にもアプローチ

・施術後は、首の動作改善し、首と目がすっきりしたとの感想

・施術に加え、猫背改善のためのエクササイズを行ってもらった。週一ペースで施術を行う。5回目の来院時には、来院前の辛さ10としたら2程度とのこと。

 

 担当よりコメント 

うなじ、後頭下筋は眼精疲労と深いかかわりがあります。後頭下筋はうなじの深層にあり、鍼でのアプローチが最適と考えます。
また後頭下筋のコリは頭痛やめまい、寝つきの悪さなどにも影響してきます。姿勢を正し、PCやスマホを使用しましょう!


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症例報告:足の不快感と睡眠障害

40代 女性

​​足の不快感と睡眠障害

目次

 お困りの症状】

 お身体の状態と見立て】

 鍼灸施術方法と経過 

 担当よりコメント 

 お困りの症状】

夜寝ようとすると足になんともいえない不快感があり、じっとしていられず落ち着かない 

・そのため、なかなか寝付けず睡眠が十分に取れていない

 

 お身体の状態と見立て】

日中は普通に過ごせるが、夜寝る前や朝方目が覚めかかるときに足の不快感があり、この症状が長く続いている 

・足を動かすと不快感は減るが動かすのをやめるとまた不快感におそわれる

・なかなか寝付けなかったり、早くに目が覚めてしまったりと睡眠の質が低下している 

 ・生活環境では特に大きな変化はないが、睡眠が上手くとれていないせいかイライラすることが増え、ストレスも感じやすくなっている

・病院にて鉄欠乏性貧血によるむずむず脚症候群と診断、鉄剤を処方されている

 鍼灸施術と経過 

むずむず脚症候群の原因として

・鉄欠乏性貧血

・ドーパミン機能低下

・パーキンソン病

・慢性腎不全

・糖尿病

・妊婦

・遺伝性

などがあると言われています。

 

今回は鉄欠乏性貧血によるものとのこと。

まずは、全身の血液循環の改善、自律神経の調整を行い胃腸機能を改善し栄養分(鉄分)の吸収効率を上げる。

また、鍼灸治療によるリラックス効果にて不安感を取り除きイライラ軽減、睡眠の質を向上させることを目的として治療を行いました。

 

鍼灸治療を受けた日は、足のむずむず感がほんの少しだが軽減したような気がする。

治療してもらった安心からか寝る前の不安感が和らぎ、あまりイライラせずにすんだ。

 

継続して治療を受けるうちに、治療を始める前に比べて足を動かさないでいられる時間が増え、眠りに落ちやすくなってきた。

以前は、眠れない…仕事があるのにどうしようと、焦る気持ちで更に眠れないという悪循環だったのだが、

最近少しずつ眠れるようになってきており、気持ちに余裕も出てきた。そのおかげかイライラする頻度も減ってきている。

 

 担当よりコメント 

鍼灸治療は血液循環の改善や症状の緩和に役立ちますが、それと同時に、

・生活リズムを整える

・適度な運動

・リラックス法

などを日常に取り入れることも大切になってくると考えています。

これらと合わせて、鍼灸治療にて快適な毎日を取り戻すお手伝いができればと考えています。

 

清末


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症例報告:左股関節が痛い 

30代 性別 女性

半年前より、股関節に痛みをかんじるようになった。原因は不明

目次

 お困りの症状】

 お身体の状態と見立て】

 鍼灸施術方法と経過 

 担当よりコメント 

 

 お困りの症状】

・左の股関節(鼠径部、お尻のサイド)が長く歩くと痛い

・痛みがでると、寝ているときにも痛みを感じる

  

 お身体の状態と見立て】

・股関節の動きを確認してみると、股関節を曲げる(屈曲)動きと、膝を内側に倒す動き(内旋+内転)で鼠径部に痛みあり、また可動域の制限あり。

・股関節周りの筋肉の状態・腿前側、お尻の後ろ側(梨状筋)、お尻サイドの筋肉(中殿筋)に硬さあり

・腰と骨盤の間の筋にも緊張あり。

・つま先を内側に向けて立つ・歩く癖がある(内また)

股関節内旋(内股)での歩行が股関節周りの筋の緊張・疲労を起こし痛みのもととなっている模様

 鍼灸施術と経過 

・緊張のある股関節周り、腰部の筋緊張を緩める目的で鍼+灸

・痛みの出る動作を取ってもらい緊張の強い部位に鍼(動作鍼)

・歩き方・立ち方・座り方に癖が強いため、そのあたりを改善していただくよに姿勢をアドバイス。またエクササイズもアドバイスし実践していただいた。

・週一ペースにて10回施術を行った。施術毎に痛みの軽減と可動域の増加がみられた。触診での股関節周りの目立つ筋緊張は無くなった。
10回施術後には買い物で長く歩いても痛みは出ていないとのこと。

 

 担当よりコメント 

股関節は正しくない歩き方、立ち方の長年の負荷によって悲鳴を上げます。デスクワークしている方で運動不足の方も股関節周りの筋の硬さ・血流低下を起こしてしまいます。
お尻が冷たいな、股関節曲げにくいなと感じたら、股関節周りの筋肉が硬くなっている証拠です。正しい歩き方・姿勢を身に着け股関節を労わってあげてください。


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症例報告:春になると起こる体調不良

50代 女性

​​春になると起こる体調不良

目次

 お困りの症状】

 お身体の状態と見立て】

 鍼灸施術方法と経過 

 担当よりコメント 

 お困りの症状】

倦怠感があり、やる気がわかない

・不安感や焦燥感があり、急に落ち込むことがある

 

 お身体の状態と見立て】

数年前より春になると体調が優れない

・倦怠感や不安感が特に強く、すぐに横になりたくなったり、急に泣いてしまうなど日常生活に支障をきたしている

・突然気分が落ち込むことがあり、いつも好きな趣味ですらする気になれない

・胸がザワザワする感じが度々起こる

・食欲がわかず何を食べても美味しく感じられない

・寝付きが悪く、寝ても物足りず朝もすっきり起きられない

 

3〜5月が過ぎると不調は自然とおさまることから、季節性の問題があると考えられる。

春は1年のうちでも特に寒暖差が激しく、この気候の変化が自律神経の働きを乱し、

身体や心に影響を与えて各症状が出ていると考えられる。

 

食欲や睡眠にも影響が出ており、十分な栄養や休息が得られていない。

加えてプライベートな環境の変化もあったとのことで、

生活が大きく変化したこともストレスとなり自律神経が乱れやすくなっていたと思われる。

 

 鍼灸施術と経過 

気血水のバランスを整え、倦怠感や不安感を取り除く

・睡眠の質を向上させる。気持ちを安定させ、落ち込みを緩和する

・内蔵の働きを改善し、十分な栄養を補う

 

上記を主な治療として行った。

初回施術後、身体が軽く不安感もなんとなく軽減。翌日は朝の目覚めがスッキリし、ご飯も美味しく感じられたとの報告

治療を重ねる毎に、気持ちが落ち込む頻度も減ってきている。好きな趣味もまたやってみようかなという気持ちがわいてきた。

治療は継続して、うまく春を乗り越えたいとのこと。

 

 担当よりコメント 

季節の変わり目や気候の変化は、身体や心に影響を与えることがあります。

特に春は新しい始まりや変化が多い季節であり、それが体調不良につながることがあります。

鍼灸治療で身体のバランスと心のバランスを整え、安定した毎日を手に入れましょう。

 

季節に負けない、爽やかで快適な日々を送れるようサポートしていきたいと思います

 

清末


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症例報告:受験生のお母さんのストレス

40代 女性 受験生の母親

受験本番へ向けてこども達の体調管理でストレスが溜まっていた。受験直前の二日前に母親本人が調子悪くなってしまった。吐き気と気持ち悪さが酷い。

目次

 お困りの症状】

 お身体の状態と見立て】

 鍼灸施術方法と経過 

 担当よりコメント 

 

 お困りの症状】

・頭痛

・気持ち悪い。昨日は一日中食事をとれなかった。

・夜中にホットフラッシュで三回ぐらい目覚める。のぼせを感じる。

・塾などでずっと忙しく、気が休まらない。気の高ぶりを感じるが子ども達を最優先にしている。

  

 お身体の状態と見立て】

・受験に向けてのお子さんの体調管理などの緊張状態が長期間続いている

・舌に白苔が多く、色がが白~黄。いつもの舌の状態とは違う。

・舌を診ると湿の状態で胃腸状態が良くないのが分かる。

・いつもは肩周りが硬くなりがちだが、今回は体全体が張り詰めた感じ。

 

 鍼灸施術と経過 

・最初にのぼせを下げる目的で手の指の井穴(せいけつ・指先のツボ)から刺絡。

・胃を動かす目的で胃腸を意識した鍼灸治療。治療中からお腹が動く感じがして、気持ち悪さは消失。治療が終わる頃には空腹を感じたとのこと。

・お子さんの受験がらみで一年以上ずっと頑張っていたのを知っていたので、お子さんだけでなく自分自身も労わってあげてくださいとアドバイス。

・置き鍼(非常に短い鍼が埋め込んであるパッチ)を緊張状態を取るツボに貼って帰宅していただきました。吐き気で食べられないことはつわりの時以来だった。次の来院時に治療後に気持ち悪さと吐き気が嘘のようになくなったとの事。

 

 担当よりコメント 

定期的に通院されている方の症例です。いつも鍼でなんとかなっていたので、すがる思いで来院されたとのこと。「受験する本人に代わってはあげられないけどできるだけのことはしてあげたい」と親御さん達も頑張っています。お忙しいと思いますが、自分のことも労わってあげてください。


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症例報告:繰り返すぎっくり腰

40代 男性 金融系オフィスワーカー

3年前より、冬になるとぎっくり腰を繰り返す。ワンシーズン2回ほどギックリになることも。
今回は3日前にギックリ腰、歩けはするが中腰が辛い。いつも右腰が痛みでる

目次

 お困りの症状】

 お身体の状態と見立て】

 鍼灸施術方法と経過 

 担当よりコメント 

 

 お困りの症状】

・繰り返すぎっくり腰を何とかしたい

・腰の重だるさ

・中腰で右腰に痛み

・股関節の固さを普段から感じる。

  

 お身体の状態と見立て】

・右臀部(お尻)にゴリゴリと筋肉の筋張った強張りを触れる。中殿筋・梨状筋押すと痛い

・右に身体を傾けたときに右腰に痛みあり

・前屈30度ほどで右腰に痛み

・腰回り・臀部触ると冷たい

・右お腹を触ると腸腰筋に硬さあり

 

 鍼灸施術と経過 

・腰~臀部~下肢と経絡に沿った、ツボ・圧痛点を狙い刺鍼(うつぶせ寝は痛みが増す恐れあり、右を上にした横寝で施術)、ギックリ腰を起こした直ぐは、はり灸で強い刺激を患部に与えない方が良いことがありますが、今回は状態を確認し、腰部や臀部にしっかりめに鍼を打ち、その後灸を行いました。

・一回目の施術後、前屈みなど動作による痛みは8割ほど減り、可動域も増した。しかし油断は禁物で、寝方と座り方のアドバイスをして施術を終える。

・今回のギックリの痛みは3回の施術でほぼ改善しましたが、臀部やお腹の奥の腸腰筋の硬さはすぐに改善するものではなく継続的に施術が必要になります。今回は10回週一のペースで施術を行い、生活上の姿勢・動作のアドバイスに加え、エクササイズを行ってもらいました。10回目の施術時点では、腰、股関節周りの筋肉の強ばり感は減り、可動域も増しました。腰の重だるさも感じなくなったとの事です。また足の冷えも改善したとの事です。

 

 担当よりコメント 

慢性的な症状の改善では、はり灸の施術だけでは不十分です。お身体の状態に合わせた養生法をアドバイスし実践していただき、心身を良い状態に導いていく事が重要と考えております。


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