20代 男性
1年前から、後頭部と目の奥に痛みを感じるようになった。首筋・肩のコリもひどく感じる
目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・後頭部痛 目の奥の痛み
・明るい所でまぶしく感じる
・首筋、肩の痛み

【 お身体の状態と見立て】
・右肩~うなじの筋肉がゴリゴリと硬さあり。押すと痛む。斜角筋 肩甲挙筋 後頭下筋
・右肩甲骨の動きがわるい
・首を前に倒すと後ろの首筋に突っ張る感じ有り
・お腹に冷え、奥まで押すと筋張った筋がある
昨日解剖的にみていくと、背中を丸めた猫背姿勢があり、上部頚椎の角度がきつくなり後頭下筋のこわばり→大後頭神経の圧迫→三叉神経領域にも痛みが波及し目の痛みに繋がっている模様。

このように背中丸まった姿勢は、うなじ部分の上部頚椎と後頭骨の関節の角度が鋭角になり、後頭下筋の緊張を作ります。
【 鍼灸施術と経過 】
・後頭下筋(うなじ)肩甲挙筋・斜角筋(首横・前)に刺鍼
・首肩のこわばりに影響している、肩甲骨の動きを制限している部位に鍼(小胸筋)
・腹診の所見からお血が筋肉の強ばりに影響しているようなのでお腹にも鍼+灸
・週一で5回施術を行った 後頭部・眼の奥の痛みは出ていないとのこと。引き続き首肩のこわばりを取るために施術を継続中
【 担当よりコメント 】
うなじ部のこわばりが、頭の後ろの神経(大後頭神経)を刺激し頭の中でリンクしている三叉神経を刺激し目の痛みを出すことがあります。うなじ部のコリを丹念に見つけ鍼を行うことがポイントです。また症状を繰り返さないためには東洋医学的な観点での体質改善の施術、アドバイスも大事と考えます。
西村

・EDO鍼灸治療院の症例報告

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2019年ぶりにべったら市今日からやっております。
べったら漬けはもちろん、いろんな露店がわくわくします。
久しぶりのべったら市ゼシ足をお運びください。
中央区マガジンの記事

30代 女性
咳、鼻水がでる
目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・咳が出てつらい
・鼻水や鼻詰まり
【 お身体の状態と見立て】
・寒気がし、その晩に熱が出た
・その後急に咳が出始め、鼻水が出たり鼻が詰まるようになった
・鼻水は透明
・痰も出るがほぼ透明でさらっとしている
・咳が続いてるせいか背中や胸も痛い
・熱はあるが汗はかかない
・コロナかと思い検査したところ結果は陰性だった
前日までは寒くなく、動くと暑いくらいの天候だったので、
同じような薄着で出かけたところ、それまでと打って変わって日中でも寒い日だった。
しかし外出先だったため、羽織るものやストールなど巻くものがなく
我慢して薄着で一日中過ごした。
特に夜が今までにないくらい寒かった。
この急激な外界からの寒さを受けたことにより肺に影響を及ぼし、肺の機能が低下。
咳や鼻水、鼻詰まりなどの各症状が出たと考えられる。
【 鍼灸施術と経過 】
・肺の機能を高める
・発汗させて症状を取り除く
上記の点を主として治療を行う。
治療後、それまで熱は出ても汗をかかなかったのがしっとり汗ばんだ。
夜も暖かい格好で寝たからか汗をかいた。
汗をかけたおかげか、熱もさがりだいぶスッキリできた。
痰はでなくなり鼻詰まりもだいぶ解消された。
咳はまだ少し残るが治療前ほどではない。
念の為翌日も鍼灸治療を行う。
【 担当よりコメント 】
10月ってこんな暑かったかな?と思う天気が続いていたかと思ったら急激に寒くなりましたね。
油断ならない季節です。
日中はほんのり暖かくても朝晩は冷え込みますので、お出かけになる際などは何か羽織るものなどお忘れなく。
清末
・EDO鍼灸治療院の症例報告

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東洋医学では秋は「燥邪」(乾燥)により調子を崩しやすく、五臓の「肺」の働きが弱まりやすい季節だと言われています。乾燥により皮膚の疾患、呼吸器の症状が発症・悪化しやすかったりするので湿度管理など注意が必要です。
それ以外にもこの時期は、ブタクサやイネ科などによる秋の花粉症で、鼻水や痒みに悩まされている方が多いかもしれません。夏の疲れが残っていると、体調の回復が遅れ、免疫機能が低下しアレルギー症状が出やすくなると言われています。しっかりとした睡眠時間の確保と体調を整える鍼灸治療がおすすめです。
過ごしやすくなった秋は、ついつい夜更かししがちに。就寝前のSNSや読書で睡眠時間が足りなくなったり、インプットした情報の整理で脳が疲れると、質の良い睡眠がとれなくります。
不調は身体からのSOS、気づかずに続けていた日頃の習慣を見直すキッカケにして下さい。

小守
40代 女性
講師の仕事を始めた。長期間のパソコン使用と準備・講義で胃痛。緊張で首が回らない。頭に血が昇っている。
目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・自分の講義への講評で緊張。胃痛がする。
・背中が痛い
・首すじのコリ
・血が上に昇っている感じがする。頭痛
【 お身体の状態と見立て】
・お腹全体が冷えている。準備と発表を終えて極度の疲労。気虚(エネルギー不足)の状態。
・首部全体がブヨブヨとした硬さ。準備と発表の両方のストレスにより身体がこわばっている。
・空笑いが多い。ストレスを減らそうとする防衛反応かもしれない。
・背中に湿疹が出ている(ご本人によると免疫が下がってくると出るとのこと)
【 鍼灸施術と経過 】
・来院時に自分の講義について話ことが多いので、話させるとだんだんと落ち着いてくる。
・肩甲骨内側の圧痛部分 膏肓(こうこう) に鍼と灸。

・2週間ごとの鍼灸治療。
・お灸で腹部の冷えと足へのアプローチ。
【 担当よりコメント 】
講義に対する評価に一番ストレスを感じているようなので、自分自身も楽しんで行っている自覚を持つようにアドバイス。背中の湿疹が出るのは免疫力が下がっている印という本人の言葉通り、疲労も積み重なっているようなので息抜きも上手く取り入れて欲しい。
中島

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40代 女性
1週間前より、首を動かすと右の後頭部にピリッとした痛みを感じる

目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・首を下に向けたり、右に向いたり、右肩を動かすと、右後頭部のピリッとした痛み
・肩こりは慢性的にあり
・更年期の症状と思われる、ホットフラッシュ 動悸あり
【 お身体の状態と見立て】
・うなじの部分にある後頭下筋を触診すると硬い筋緊張あり
・右に首をひねりずらい
・右肩関節の動きが制限されている、小胸筋のかたさによる
右の肩関節の動きの制限と猫背姿勢により、首が正常に動いていないことが、後頭下筋の緊張をつくっている様子。
この後頭部の筋肉が緊張が高まると、後頭部から頭頂部に向かう神経に圧が加わりピリッとした痛みが出ていると考えられる。
【 鍼灸施術と経過 】
・右の肩甲骨周り、背部、頚部の動きの制限を作っている部位に鍼
・下半身の冷えがあり、のぼせの原因となっている様子なので、お腹、下肢に鍼+灸
3日おきのペースで、施術を行う、3回目の施術時にはピリッとした痛みはなくなった。頚部、肩関節の動きもついてきた。
引き続きの更年期の症状も含めて施術を継続している。
【 担当よりコメント 】
うなじ部の筋肉の緊張により、今回のような首動作時にピリッとくるという症状の改善には鍼が効果的です。後頭下筋は筋肉の層の深い部分にあるので、あん摩などの手技では効率よくアプローチしにくい場所だからです。
またのぼせなど、熱が上に上がりやすい状態があると、頭痛やめまい、肩こりなど身体の上部に症状が起きやすいと考えられています。下半身の循環を良くし、熱が上に昇りやすい状態を良くすることも、大事です。
西村

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20代 女性
鼻血、口内炎
目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・鼻血がでやすい
・口内炎がよくできる
【 お身体の状態と見立て】
・子供(小学生)の頃より鼻血がでやすい
・鼻血は1〜1.5ヶ月に1回は出る、1度でると2.3日は毎日出続ける
・口内炎も子供(小学生)の頃からよくできる
・口内炎はひと月に3~4回、1回につき2.3個できる
・口内炎ができると口の中があちこち痛くて食事をするのがつらい
・口が乾き冷たいものをよく飲む
・便秘気味である
子供の頃よりしょっぱいものや脂っこいもの、俗に言うジャンクフードが大好きで良く食べる。
ほぼ毎日食べる。
口内炎がひどいときは痛くて食べる量も減るが、治るとまたすぐに食べる。
大人になってからはそれに加えて食事の時間も不規則になり、より偏った食生活になった。
偏った食生活の為に胃に熱がこもりこの熱が口内や鼻に影響を及ぼし、
口内炎や鼻血症状が出ていたと考えられる。
【 鍼灸施術と経過 】
・体内の余分な熱を取り除く
・胃の健康な状態を保つ
上記の点を主として治療を行う。
併せて食生活を見直してもらう。
最初は辛いがジャンクフード食べる量や頻度を減らしてもらう。
治療後2.3回目あたりから便がするっと出るようになる。
治療を初めて2.3ヶ月経ったが、以前ほどジャンクフードを食べたいと思わなくなった。
鼻血は暫く出ていない。
口内炎もできる頻度が減ってきたので嬉しい。
【 担当よりコメント 】
人体を縦に流れてるルートを経脈(けいみゃく)、
横につなぐ分枝のことを絡脈(らくみゃく)と言い、
これらを合わせて経絡(けいらく)と言います。
経絡には気や血などが流れており、臓腑と四肢・関節とを連絡し、体内全ての機能を調整しています。
各ルートにはそれぞれ連絡する臓腑や器官があり、それぞれの反応が現れやすい場所でもあります。
私たち鍼灸師がつかう経穴(けいけつ)いわゆるツボは、
ほとんどがこのルート上にあるため、この経穴に鍼灸治療を行うことにより、
関係する臓腑や器官の治療を行っています。
清末
・EDO鍼灸治療院の症例報告

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暑さのピークは過ぎましたが、蒸し暑さはまだまだあります。しばらく冷房に頼る日が続きそうです。
就寝時に冷房や扇風機をつけていたり、窓を開けて寝ていると、夜中や明け方に身体が冷え、寒くて目を覚ましてしまうという事はよくあります。身体が冷え、血のめぐりが低下している状態で、このような時、「こむらがえり」が起こりやすくなります。
「こむらがえり」のこむら(腓)とは、ふくらはぎのことで、ふくらはぎの筋肉が痙攣し、足がつってしまう状態の事です。「こむらがえり」がおこる原因に、筋肉の疲労、水分やミネラルの不足もあると言われていますが、寒さでカラダが冷え、筋肉がかたくなった時に起きることがあります。
東洋医学では、五臓の「肝(かん)」の不調で「こむらがえり」が起きると考えられています。「肝」には、血液を貯える機能とカラダ全体に送る血液量をコントロールする2つの機能があり、「肝」が不調になると、血の巡りも低下し、血液が届きづらくなった部分に「こむらがえり」がおこります。
最近、足がよくつってしまうのは身体が冷えていたり、「肝」の働きが弱まっているからかもしれません。夏でも身体は冷えています。温める事も忘れずに。
こむらがえりの予防ケア
承山(しょうざん)
→つま先立ちをしてアキレス腱をふくらはぎの方へ上がっていき、凹みを感じられるところ。
大衝(たいしょう)
→「肝」の元気を取り戻すツボ。足の甲の親指と人さし指の骨が交わるところの凹み。
小守
50代 性別 女性
新型コロナウイルスにかかって、コロナの症状が良くなったと思ったら急に匂いが分からなくなった。テレビでコロナ後遺症で嗅覚がなくなったのを鍼灸治療で治療したアメリカの話を見て来院した。
目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・コロナウイルス感染後の急に嗅覚がなくなった
・家族全員コロナになり、最後に自分が感染したので看護の疲労もある
・倦怠感が抜けない
・たまに咳込みそうになる
【 お身体の状態と見立て】
・コロナ以前から続いているお仕事の疲労
・緊張状態が続いており、肩周り背中が張っている
・肩甲骨の動きが悪い
・おなかが冷え、おなかの力がない
【 鍼灸施術と経過 】
・体全体(特に上半身)の緊張を取る
・消化吸収をスムーズに行えるように胃腸の動きを良くする施術
・コロナ罹患後を考え、呼吸に関係するライン上への刺激
・耳への鍼(呼吸器に対応する箇所)
鍼灸治療後の三日後に嗅覚が戻ったと報告がありました。鍼灸治療のおかげかは分からりませんが、嗅覚がなくなってもしばらくは様子を見ると良いと思います。
【 担当よりコメント 】
調子が悪いと来院する方。今回はどうしたのかと思ったらコロナの後遺症で嗅覚がなくなったとのこと。料理をしていても匂いが分からないし、家族の介護をする際の「悪い」匂いも分からない。コロナの後遺症ではなくても風邪や副鼻腔炎で嗅覚や味覚が一時的になくなることがあります。自己治癒力を高めるためにお身体全体の緊張を取り除き、鍼灸で免疫の調節ができるように促します。
中島ブログ

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40代 女性
1週間前より、左上の歯の痛みがでて歯医者に行ったら顎の筋の強ばりが原因と言われ当院に来院

目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・左頬に痛み有り、歯痛様の痛み
・顎が開きづらい
・首肩コリ
・こめかみ回りにこわばり
【 お身体の状態と見立て】
・頬骨の奥にある筋肉を触るとコリコリとした筋の強ばりを感じる
・上背部・首横の緊張強い食いしばっている模様
・全体にむくみあり
職場の移動と多忙が重なり、プレッシャーのストレスで食いしばりにより顎の筋の強ばりが痛みにつながったと考えられる。
【 鍼灸施術と経過 】
・上半身の緊張が強いので、背部の緊張を緩める、上半身の緊張が取れないと食いしばりはなかなか改善しない
・コメカミと顎周りに鍼、左頬奥の特に固い筋肉をじっくり探り刺鍼、じわーっと鍼が響いた模様とともに針先に筋に緩む手ごたえを感じる
・週一ペースで施術を5回行った 施術毎に痛み軽減し顎周りの筋以外も、表情も柔らかくなり身体全体の緊張も緩んできた印象、顎が開きやすくなっているとの事
【 担当よりコメント 】
顎の筋の緊張による痛みを歯の痛みと感じることがあります。無意識の食いしばりにより顎の緊張が出てきます。ストレス発散と鍼灸おすすめです。

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