西村院長のEDOブログ

夏から秋に起きやすい季節の変わり目の不調

幸福感を感じる要因と言われているホルモン「セロトニン」は、日光を浴びることで生成され、夜は「メラトニン」に変化して、良質な睡眠を促す役割があります。

夏から秋へと季節がかわる時期に気持ちが沈みやすくなるのは、日照時間が減り、陽の光を浴びる時間が減る事が原因に上げられます。

 

メラトニンの材料となる成分は「トリプトファン」。メラトニンを生成するには必要不可欠な成分で、食品からしか摂取できない必須アミノ酸です。
体内に取り込まれたトリプトファンは、脳内で日中セロトニンに変化し、夜になると睡眠を促すメラトニンに変化します。

不安な気持ちを落ち着かせ、良質な睡眠のサポートをしてくれる「トリプルファン」は、大豆や卵、乳製品類、アーモンド、カボチャの種などのナッツ類に多く含まれています。

 

「なんだか気持ちが沈みやすい」、「良い睡眠が取れていない」時には、屋外での運動と食事を意識してみて下さい。

 

山形県でちょっと息抜き

山形県南陽市赤湯に小旅行にいってきました。

東京の人混みに慣れていると、空間を独り占めしたかのような贅沢を感じました。下の写真は烏帽子山公園です。高台にあるので市内が見渡せて本当に気持ちが良かったです。ただ、あまりにも人がいないので、都会に人が集中しすぎている問題も頭をかすめました。

山形県南陽市の烏帽子山公園

秋の陽射しが気持ちいいです

 

紅葉が始まる前の枯れ葉がはらはらと散る感じが美しく、鳥の声を聞きながら歩いていると心が落ち着きました。

 

山形県南陽市の熊野大社にも寄ってきました。『日本三熊野』のうちのひとつです。日本三熊野は他に和歌山県の熊野三山と、長野、群馬両県にまたがる熊野皇大神社。花手水が秋を感じる色合いで美しいですね。

熊野大社の花手水

熊野大社本殿は歴史が古く山形県の有形文化財に指定されています。茅葺屋根建築が重厚で美しいです。

熊野大社本殿

山形県はいつも通り過ぎるだけで降りたことが無かったので良い機会でした。

症例報告:斜角筋のコリからくると思われる背中のコリ、上腕の痺れ

30代 性別 男性 公務員

慢性的に左肩甲骨内側にコリ感を感じる、ここ2週間くらいは、左の上腕部にも痺れるような違和感あり。マッサージには良くいくがすぐに症状が戻るとの事。鍼灸に興味あり来院。

目次

 お困りの症状】

 お身体の状態と見立て】

 鍼灸施術方法と経過 

 担当よりコメント 

 

 お困りの症状】

・左肩甲骨の内側に痺れるような凝り感あり

・左上腕の後ろ側に痺れ感

  

 お身体の状態と見立て】

・首を後ろに倒しづらい、後ろに倒すと上腕に痺れ感あり

・左肩甲骨の動きに制限有 胸を張る動き

・肩甲骨内側にゴリゴリた筋緊張あり

・首の左前側(斜角筋)にゴリゴリた筋緊張あり

・手を触ると、右手に比べ左手に冷たい

・猫背強く、やせ型で色白、声か細い、

・他症状:逆流性食道炎あり

姿勢をみると、極端に肩に対して頭が前に突き出たような姿勢。スマホやPC画面を見る時に、顔を前に突き出すような姿勢をしているとこのような姿勢になることが多い。
この顔前に突き出した姿勢の方は首前の筋肉、『斜角筋』が凝っていることが多い

 

 鍼灸施術と経過 

・週一で施術を行う

・3回目までの施術は首、肩周り中心に行う、それ以降は全体の状態を整えるために全身治療も合わせて行う。

・丁寧に斜角筋のコリを探り鍼をすると、ず~んと背中に広がる響きあり。『気持ちいい』との感想。鍼は痛いと思われがちだが、しつこい凝りの部位に針先があたると心地よいと感じる方も多い。

・3回目までの施術では変化を感じられなかったが、4回目以降は症状が減り施術毎に、背中のコリ感、上腕の痺れ感が少なくなっているとの事。8回目の施術では、上腕の痺れ、背部のコリ感はほぼ感じていないとの事。

 

 担当よりコメント 

スマホが出てきて、下を向くことが多くなり、この斜角筋の部分のコリによる症状が増えてきている印象です。できるだけ正面でスマホ、PCモニターを見るようにしましょう。

症例報告:胃腸の不調と浮腫、重だるさ

30代 女性

胃腸の不調と浮腫、重だるさ

目次

 お困りの症状】

 お身体の状態と見立て】

 鍼灸施術方法と経過 

 担当よりコメント 

 お困りの症状】

胃腸が不調でスッキリしない

・浮腫んで身体が重だるい

 

 お身体の状態と見立て】

胃腸が不調で胃のあたりが痛かったりモヤモヤしてスッキリしないことが続いている

・身体が浮腫んで重だるいる感じがある

・日常生活で疲れやすい

・日々のストレスで暴飲暴食をしがちである

・休みの日はゴロゴロして過ごすことが多く、運動する習慣がない

・寝付きも悪く寝付いてもちょっとした物音などで直ぐに目が覚めてしまう

 

ストレスによる食生活の乱れが胃腸に影響して、消化吸収機能が低下し

活動に必要なエネルギーが十分に作り出されていないと考えられる。

また余分な水分を体外に排出する力も低下しており、

さらに運動不足も加わって身体の浮腫みが生じていると思われる。

良い睡眠がとれていない可能性もあり、これも日中の疲れの一因と考えられるので

併せて睡眠の質の向上も目指す

 

 鍼灸施術と経過 

胃腸の調子を整え、消化吸収を促進する

・余分な水分を排出すし浮腫みを和らげる

・心を落ち着かせリラックス効果をもたらす

 

上記をメインに治療を行った。

施術を受けた日の夜は、よく眠れた。

胃のあたりのモヤモヤした感じが消えて、胃腸の不調が緩和されている気がする。

また、翌朝には浮腫みも軽減し久しぶりに脚のスッキリ感を感じる。

日中の疲れも感じにくくなってきており、休みの日に少しずつではあるが

筋トレなど身体を動かすことができるようになってきた。

そのお陰かストレスが溜まっている感じも減ってきたので嬉しい!

 

 担当よりコメント 

胃腸の不調や浮腫みは、食事の乱れやストレスなどが影響を与えることが多いです。

鍼灸治療はこれらの症状の改善に役立つと考えますが、

健康な生活を送るためにはまず日々の食事や適度な運動、

睡眠などの生活習慣が重要かと思います。

バランスの取れた生活を心がけ、

そこに鍼灸治療を加えることで快適な毎日を目指して行けたらと考えております。

清末


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鍼灸や漢方、東洋医学は何を診ている?

東洋医学では心身の不調を起こす原因を大きく3つに分類して考えます。
それぞれが過度になったり、逆に不足していたりすることで、本来の身体のバランスが崩れ、健康が損なわれるという捉え方をします。

 

①外因
風、暑、寒、乾燥、湿気、火(熱)の6つの気候変化が人間の適応能力を超えた時に、この6つが体調を乱す原因(外邪)になります。

例えば湿気が余剰に体内に残っていると、胃腸の働きが低下し、下痢や食欲不振などがおこり、これからの時期によく起きますが、体内で潤いが不足した状態が続く(乾燥)と空咳が続くなどです。

 

②内因
喜ぶ、怒る、思う、憂う、悲しむ、怖がる、驚くの7つの感情が過度になると、不調の原因になることがあります。

例えば怒りが強くなりすぎると、目の充血や頭痛が起こったり、旅行の前日に嬉しすぎて眠れなくなる状態なども内因に当たります。

 

③不内外因
外因、内因どちらにも入らないものです。過労、暴飲暴食、運動不足などの生活習慣の乱れなどが原因となり、病気や不調になる場合です。

 

東洋医学的な独特の状態判断になりますが、鍼灸治療や漢方の処方の際には、問診や舌の状態・脈の強弱・腹の冷えや硬さを診て、不調の原因となっている内因や外因を探し、治療を行っています。

病院で診察を受けても「特に問題はないので様子をみましょう」で、なかなか不調が改善しない方には鍼灸治療の併用をおすすめします。

 

 

症例報告:機能性ディスペプシア

30代 性別 女性

お腹の不調で病院へ行ったら機能性ディスペプシアと診断を受けた。薬を飲んでも変化がなく、あきらめていた。以前よりは改善はしているが、お腹以外の不調で眉毛の痛みがずっと続いており来院した。

目次

 お困りの症状】

 お身体の状態と見立て】

 鍼灸施術方法と経過 

 担当よりコメント 

 

 お困りの症状】

・生理前になると胃が動かない感じがして、胃痛が酷くなると吐いてしまう。

・眼精疲労で眉毛の辺りが痛く、痛くて眠れないことがある。

・仙骨付近の腰痛。

・首の寝違え。

  

 お身体の状態と見立て】

・全体的にむくみがある感じの印象。皮膚全体の感じが冷たい。

・舌は白苔が沢山ついている。

・反り腰。

・機能性ディスペプシアの症状は以前は始終あったが、現在は生理前だけ。

・ストレスがお腹の不調の起因になっている。

 

 鍼灸施術と経過 

・とても明るい方ですが、感情をため込み易い。実はストレスが溜まりやすいということが分かるお方。

・胃を元気に動かす系の鍼灸治療。

・鍼と棒灸を併用。頭鍼とお顔、耳周りに置鍼。

鍼の感受性を見て、鍼の種類を変えた所、反応がよくなったように思う。

・週1回のペースで鍼灸治療。4回目に月経前にいつもある胃の不快症状が出ないことに気づく。ただ、月経が始まってから胃の痛みが出た。経過観察中。調子が良いようなら今後は治療ペースの間隔を空ける予定。

・鍼治療3回で目の周り、眉毛の痛みは消失した。経過観察中。

 

 担当よりコメント 

お腹の不調は気分の落ち込みにも繋がり、つらいと思います。鍼灸治療は自律神経を整えるのが得意です。どのぐらいで効果が出るかは個人差がありますが、鍼灸はお腹の不調にも効果的です。ストレスでお腹の不具合が出ている方が増えています。


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症例報告:

40代 性別 男性 銀行員

2週間前より、右首の付け根に痛みがある。首を右後ろに倒すと痛み強い。
整形外科では、首の間の軟骨が狭くなっていてストレートネック気味と言われた。

目次

 お困りの症状】

 お身体の状態と見立て】

 鍼灸施術方法と経過 

 担当よりコメント 

 

 お困りの症状】

・右首つけ根の痛み

・右首から肩甲骨にかけての不快感

・右上腕にかけての痺れ感

  

 お身体の状態と見立て】

・頚椎6・7番目右側に、ゴリゴリとした筋のコリがある

・右肩の動きに制限有 ばんざいの動き

・胸・脇にゴリゴリとした筋の凝り

・体全体としては、下肢に冷え、下腹部に冷えあり

・他症状:下痢気味

頚椎下部の筋のこわばりで痛みが出ている模様、だた根本の原因は、肩甲骨・胸椎の動きの悪さが頚椎の動きに影響し痛みが出ていると思われるので、肩甲骨・胸椎まわりの施術も必要となる

 

 鍼灸施術と経過 

・6回の施術を、週2のペースで行った

・3回目までの施術は肩周り中心に行う、それ以降は全体の状態を整えるために全身治療も合わせて行う。

・下腹・下肢のひえが目立つ、これは座りっぱなし、運動をしない人にみられ、上半身の症状にも影響するため、この部分の改善も必要となる。

 

 担当よりコメント 

当院は、デスクワークの方の首肩の症状が多いです。首肩に症状がある場合、他の背中・腰・股関節と全身に問題があることが多く、身体全体をみて施術を行っております。

症例報告:便秘と頻繁に起こる頭痛

30代 女性

便秘と頻繁に起こる頭痛

目次

 お困りの症状】

 お身体の状態と見立て】

 鍼灸施術方法と経過 

 担当よりコメント 

 お困りの症状】

便秘で排便が不規則である

・頭痛が頻繁に起こり、生活に支障をきたしている

 

 お身体の状態と見立て】

排便が不規則で、腹部の重さや張った感じなどの不快感が常にある

・頭痛が頻繁に起こり、酷い時は薬を飲んでもおさまらず仕事を休むことがある

・便秘と頭痛が重なり、体調が不調である

・頭痛薬や下剤などを服用しているがなるべく薬に頼りたくない

 

長時間のパソコン作業による眼精疲労に加え、同じ姿勢が続くために血行不良となり、

肩や首などの筋肉が緊張することで頭痛が起こっていると考えられる。

またストレスや血行不良は気の巡りにも影響し、

気が滞ることで腸内の運動機能が低下し便秘を引き起こしていると考えられる

 

 鍼灸施術と経過 

気血の巡りを良くする

・腸の運動を促進し、排便を促す

・頭部にも刺針を行い頭痛の症状を和らげる

 

上記の点を主として治療を行う。

針灸治療を初めてから、排便が順調になり便秘の症状がだいぶ改善してきている。

また頭痛の頻度が減少し、薬を服用することもほとんどなくなってきた。

薬に頼らず楽に過ごせる日が増えて本当に嬉しい。

良い体調を保っていく為にも治療は続けていきたい、とのこと。

 

 担当よりコメント 

便秘も頭痛も辛く、日常生活に大きな影響を及ぼす症状だと思います。

症状を減らし、毎日を快適に過ごせるよう鍼灸治療でお手伝いできればと思っております。

今年は厳しい残暑が続きそうです。

体調に気をつけてお過ごしください

清末


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夏バテかも・・と思った時のセルフケア

「だるい」「疲れが抜けにくい」「食欲がない」‥など、最近『夏バテ』症状が続いていませんか?

夏バテは今の時期の気候と関係があります。気温も湿度も高い「高温多湿」の気候では、体温を一定に保つ必要があり、熱を放散しなければなりません。汗をかくのは、熱を体内にこもらせないための反応ですが、同時にかなりのエネルギーを消費するうえに、カリウムやマグネシウムなどのミネラルが一緒に失われていきます。このような状態が続くと、「夏バテ」と呼ばれる症状を引き起こしやすくなります。

 

代表的な症状に、消化機能の低下があります。胃腸の働きが弱まり、消化不良や食欲不振がおこりやすくなり、他にも免疫力の低下・倦怠感・頭痛などの症状がみられることもあります。

夏バテしないためには、冷たいものの飲食による胃腸の冷えや、冷房による冷やし過ぎにも注意が必要です。寒い室内と暑い外気との温度差によるストレスで、体に負担がかかりやすくなるからです。

 

夏バテの症状は、秋が近づいた時期によくあらわれます。日頃から「夏バテ対策のセルフケア」を行うことが重要になります。

 

夏バテ対策のセルフケアのツボ

中脘(ちゅうかん)

体の真ん中を通る正中線上、へそからみぞおちに向かい、指4本分上に位置しています。夏バテで弱った胃腸の働きを整えるので、夏バテで食欲がないときは中脘を温めましょう。

胃の調子がよくないというときに、中脘を触ってみると、張りがなかったり、部分的に冷めたくなっていたり、という反応がみられます。胃の調子がわかるバローメーターとなるツボです。

中カン

 

 

ストレスをどうやって解消してるのか聞かれました

鍼をしていると、話したい人、静かにしていたい人、色んな人がいます。

いつもはそんなに話す方ではない人が質問を投げかけてきました。嫌なことがあった時にどうやってストレス解消しているのか、というものでした。

心のストレスが身体の不調となって出てきて病に繋がるという事は、西洋医学でも東洋医学でも認められています。特に東洋医学では2500年前に書かれた『黄帝内経』の中でも「精神的な感情が病気の原因になる」と明記されています。ストレス状態が長期間続く事で病気になります。たかがストレスと軽視しないでください。

呼吸に意識を向ける習慣

心身一如という言葉がありますが、身体を整えて心を整えるという方法もあります。身体を動かす習慣がある人はストレスの感じ方が少ないと言われますが、患者さんで運動習慣のある人とない人を見ていて確かにそうかなと思います。運動というと敷居が高いと思う人もいるようですが、軽い体操でも十分効果があります。

ヨガ、メディテーション、太極拳、気功など。結構やっている人はいますが共通しているものはなんでしょうか?

呼吸です。

運動の利点のひとつは、無意識に呼吸を整えられることです。呼吸が浅くなっているものを、体を動かして深い呼吸にする「何か」をするとリラックスします。つまり、緊張のリリースに繋がります。それがその人にとってやりやすいものであれば手段はなんでも良いです。意識的に深い呼吸をするだけでも全然違います。呼吸の仕方で自律神経を整えることもできます。呼吸を利用してみてください。

人に分かってもらおうとしない

人間関係のストレスを抱えている人がとても多いです。自分なりのストレス解消法を沢山持っているのは確かに良いですが、人は人、自分は自分と割り切って人付き合いをすると良いと思います。

職場の人間関係等で「どうしても気になって仕方がない!」という人もいます。それを自分から切り離すのが難しい人は大変だと思いますが、仕事に関わることなのか、自分がその関係を切る事ができるのか、そこまでラディカルな事はしたくないのか自分会議を開いてください。深刻度によりますが、環境を変えた方が良い場合もあると思います。

話すは「離(はな)す」

その人に代わる事はできませんが、聞く事ならできます。もし話して楽になるならそんなに良い事はないです。「話す」は「離す」です。自分から嫌なことを「離して」ください。鍼灸師は法律で守秘義務があります。話したければ話してください。言葉に出してみると気が付くこともあります。勿論、話したくないのに話す必要はありません。

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