そろそろまたあの季節がやってきます、ジメっとした嫌な季節の梅雨。毎年、食欲がない、やる気が出ない、足のむくみがひどい、腰が重だるい・・・などの体調不良を訴える方が多く来院されます。
梅雨の体調不良の原因を東洋医学では「湿邪」によるものと考えます。「湿邪」とは、何らかの原因で代謝がうまくいかず、体の中に余分な水分が溜まり、それが邪(邪魔なもの)になり、体の不調を引き起こす状態をいいます。
湿邪には、
①胃腸の働きを弱める
②ねっとりとしていて停滞しやすい
といった特徴があります。湿が体に滞ると胃腸の活動が鈍り、食べ物からエネルギーを効率よく作れなくなり、体が重い、疲れやすいといった状態がおきてしまう。むくみや腰痛など下半身にトラブルが起こり易いのは、湿邪が下で滞り、そこで悪さをしている為です。
梅雨の体調管理で大切な事は二つ、体を冷やして代謝を下げないことと、汗をしっかりかいて余分な水分を外に出すことです。この季節、運動不足や湯船で温まっていないなど、汗をかく機会が少ない人は特に要注意。今日から梅雨に備えたからだ作りを始めましょう。
日差しが強く、気温が上がっていますね。
母の日にママをほぐそう!夫婦マッサージ教室の講師を務めてまいりました。
昨年に引き続き、2回目です。ありがとうございます。パパがママに感謝の気持ちを込めてマッサージをするという企画です。
FACEBOOKにもアップしてあります。動画にもなってます。なんだか恥ずかしいね。
マッサージをすると、親指が痛くなってすぐに疲れてしまうという声を聞きますので、手のひらや肘を使い疲れにくいマッサージの方法をお伝えしてまいりました。少しでもコツを掴んでいただけたなら幸いです。
今回の反省点は、お子さん連れが多いので声のボリュームが小さかったかなということ。
もっと実技の前にポイントをお伝えしておけばよかったなという二点です。
一般の方に分かりやすく伝えること、もっと工夫したいなと勉強になりました。
また呼んでくださいね。
松井さん撮影ありがとうございます。
中国研修に行くと、よく朝食に「緑豆粥」が並んでいます。
日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、緑豆はるさめの原料、もやしの元の姿が緑豆です。
緑豆は薬膳としてもよく使われる食材で、利尿作用、解毒作用があります。
老廃物を流し、余分な水分を出してくれるのでむくみにも良く、便通もよくしてくれて、吹き出物にも良いという魅力的な食材です。
私の知っている中医師の先生は緑豆を食べるだけでなく、すりつぶして皮膚にパックする方法も指導していました。実際、台湾や韓国では緑豆パックを手作りして肌のケアをしているようです。
緑豆は体の余分な熱を取ってくれるので梅雨から夏にかけて特にお奨めです。
便秘気味の方や高血圧の方には最適です。
常食しても良い食材ですが、熱を取る作用があるので、冷えがあって下痢気味の方はほどほどにしてください。
乾燥した状態で売られているので水で軽く洗ってから一晩ぐらい水に浸しておいてから茹でます。
緑豆はそのまま茹でただけでも優しい味で美味しいですが、ご飯と一緒に炊いたり、茹でてから「緑豆ぜんざい」にしたり、色んな食べ方が楽しめます。
私は緑豆を茹でて最後にクコの実をいれて食べるのが定番です。
先日、少し長めに2、3日水に浸しておいた緑豆がもやしになりかけていました(写真)。
この状態でもとても美味しかったです。
緑豆で体のデトックスをしてみては如何でしょう。
EDO鍼灸治療院では現在スタッフ3名で施術を行っております。
基本的に担当制となっておりますが、急な症状で担当の予約が入っている場合も、お身体の状態、施術内容はカルテにて管理しておりますので、安心して他のスタッフでも施術をうけてください。
また、担当ごとに予約をお取りできる時間を載せています。チェックしてくださいね。予約空き状況
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だいぶ暖かな春の陽気になってきました。まだ朝・夜と日中の気温差は激しく、体調を崩しやすい時期です、どうぞ体調管理にはお気をつけください。
春になると、環境の変化などもあり、気分が落ち込んだり、気持ちが不安定になる方が多くなります。このような症状を東洋医学では「気」に問題が起こっていると考えます。この「気」のトラブルを治療する時には、桂皮という生薬が用いられます。桂皮とはご存知のかたも多い、シナモンのことです。シナモンには「気」の乱れを静め、気分を和らげる効果があります。
気分が落ち込んだり、不安定だったりする時はシナモン入りのコーヒーや紅茶でティータイム。気分がスッキリするかもしれません。
肩甲骨は背中の外側にあり、
肩甲骨は胴体と腕をつないでいる骨です。
肩甲骨の動きが悪くなると、腕を挙げづらくなったり、背中を伸ばしにくくなり猫背になり易くなります。
肩甲骨の動きを妨げる主な原因は、筋肉のこわばりです。
特に胸と脇の筋肉が関係しています。
鎖骨の下あたりを触ってみてください。ゴリゴリ筋張った感じで痛みがある場合は、筋肉が硬くなっている可能性が大です。
胸の筋肉は、腕を前に出す筋肉で、腕を前に出す姿勢、動作を繰り返していると筋肉が縮んで伸びない状態をつくってしまいます。
デスクワークの方だと、PCのキーボード、マウスの使用が胸・脇のコリを作ってしまいます。
胸脇の筋肉は、その場所が痛みやコリを感じる事は少なく、押してみると初めて痛みを感じる事が多いです。
肩こりを感じている方は、肩甲骨の動きが悪くなっている事が多く
この場合は、コリを感じている所だけを揉んだり、鍼をしてもあまり変化が少なく
胸や脇周りの筋肉にアプローチする必要があります。
肩の動きがスムーズになると、偏った筋肉の負担が減り方の不快感が改善することが多いのです。
最近、腕を挙げづらいなと感じたら要注意です!
西村
・肩甲骨のコリ
・前鋸筋の凝り
・右肩の痛み
・デスクワーカーの首肩のこり
・首肩の鍼灸施術症例
・ご予約
こんにちは。
2月からEDO鍼灸に入った中島です。
3月19日から23日まで中国の南京に行ってきました。
日本内経医学会という中国や日本の鍼灸の古典を読んで臨床に活かす勉強会があるのですが、その日本内経医学会と南京中医薬大学との学術交流研究会がありました。
南京中医薬大学に沈澍农教授という人がいて、日本内経医学会の左合昌美先生と仲が良く、この二人の先生方の友情から始まった企画です。
学術研究会の盛り上がり様が想像以上で、また次もやろうと中国側からのエールが強かったです。
南京中医薬大学のホームページにも写真が掲載されているのでご興味のある方はご覧ください。
私も集合写真には写っています。
中国南京·中日中医经典研究国际学术研讨会顺利举行
南京というと、南京大虐殺のイメージがあって日本人にはあまり良いイメージがないかもしれませんが、今回南京に行ってそのイメージは払拭されました。
私にとっては五回目の訪中でしたが、北京や上海のような大都会ではないので落ち着いていて、とても居心地が良いところでした。
中国は初めてだという参加者も「南京だったら住んでみたいな~」と言っていたぐらいです。
食べ物がとてもおいしく、美食の街だということも好印象の要因です。中国は食べ物が美味しくても旅行の終盤になると胃が重くなってくるという人がいますが、今回の研修ではそういう人が誰もいなく、むしろ皆普段より体調が良い状態でした。南京は薄味のものが多いからということと、南京中医薬大学の歓待のお蔭もあったのでしょう。
ドキドキしながら行って、ニコニコしながら帰ってきました。
普段は会うことのない関東圏以外の鍼灸師や鍼灸学校の先生、鍼灸学校の経営をしている立場の方などいろんな立場の方のお話を聞くことができたのもとても良い経験でした。
南京の様子を少しこちらでもお伝えしたいと思っています。
≪写真は南京からバスで1時間30分程の揚州市の大明寺≫
日本へ仏法や戒律を伝えたあの鑑真がこの寺の住職だったことで知られています。
銀行に行くついでに撮影しました。通りかかる皆さんもスマホで撮影していました。
同じさくらでも、名所にある桜は注目されてラッキーですね。
日本橋交番前の桜
別角度から
EDO鍼灸治療院入口の前の花壇にはチューリップが植えてあります。
春を感じて当院にいらしてくださいね。
やっと暖かくなり、桜が咲き始めましたね。
日本橋のたもとには、桜があり今5分咲きといったところです。
温かくなると、体がウキウキしてきますね。
身体の活動が活発になると、潜んでいた症状も出易くなります。めまい、頭痛、肩こり、花粉症etc
鍼灸は、本来のあるべき体の状態に整えていきます。鍼灸ケアで気持ちよく体を目覚めさせてみませんか?
当院からの窓からの風景です。日本橋交番まえの桜が良く見えます。ご覧になりたい方はお声かけくださいね。
3月から小守の出勤日が変更になります。
EDO鍼灸院には週3回の出勤になり、ご予約が取りづらくなることがあるかと思います。ご予定がお決まりの方は、お早めにご連絡下さい。
皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願い致します。
出勤日
月・木 12:00~20:00
土 10:00~17:00