20代 男性
1年前位から吐き気と口内炎、胃の不快感などに悩んでいる。
目次
・【 お困りの症状】
・【 お身体の状態と見立て】
・【 鍼灸施術方法と経過 】
・【 担当よりコメント 】
【 お困りの症状】
・吐き気、胃の不快感、お腹がはる
・口内炎ができやすい、歯が浮くような歯茎の気持ち悪さ
・頭痛(側頭部)と首や肩の痛み
・足の冷え(冬場は靴下を履かないと寝られない)、足がつりやすい
【 お身体の状態と見立て】
・転職、引越し等の生活環境の変化によるストレスで暴飲暴食する事が増えた
・足先の顕著な冷え
・首〜肩にかけての緊張
・運動量の減少
【 鍼灸施術と経過 】
・ストレスによる肝気の高ぶりが胃の機能に影響を及ぼし、更に飲食の不摂生によって胃の気が上逆し、吐き気や口腔内症状が出現
・鍼施術により肝気を抑え巡りを良くし、胃の働き、諸症状の改善をはかる
・冷え感の強い足、足裏、足首に施灸
・週1回のペースで治療を行い、6回目の治療後から胃の不快感、肩こり、頭痛等が減る。
・その後12回目の治療後より、足の冷えやつる感じ、口内炎、歯茎の不快感が軽減。
・現在は1.5〜2週に1回のペースで治療継続中。
【 担当よりコメント 】
元来より味付けの濃い食べ物を好み、短時間で食べることが多いとのことだったので、
味付けの濃いものや脂っこい食べ物の摂取をなるべく控え、ゆっくりと食べていただくようにしました。
また出来る範囲内で適度な運動(お散歩や自宅での筋トレ等)も行ってもらいました。
問診の中で生活環境や食事、味の好みなど多岐にわたりお聞きすることがあります。
ストレスや普段の食生活などが体の不調を引き起こす原因にもなるからです。
身についてしまった習慣を変えることはなかなか難しくもありますが、
心身ともに健康な毎日を過ごすため、鍼灸治療を受けるとともに、
できることから少しずつ改善していきましょう。
清末
関連ページ
お腹の凝り
お腹がゴロゴロする 腰痛
症例報告:胸の重苦しさ
症例報告:月経痛、下腹部や腰の痛み
症例報告:便秘、歯茎の腫れや出血
症例報告:トイレが近く、腰も痛い
・EDO鍼灸治療院の症例報告
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40代 女性
【 症状】
・膝から下が氷水につけたように冷える感じがする
・脚の冷える感じで目が覚めてしまい、毛布で脚を包んでも温かくならない
・首がこり、詰まったような感じがする
【 検査と見立て】
・触診するとふくらはぎ、腰、お腹の冷え感が強い
・首〜背部の緊張が見られる
・在宅ワークにより通勤が減り、運動量も減った
・真夏の暑さもあり、常に冷房がついた環境にいる
【 鍼灸施術と経過 】
・身体全体に鍼施術、特に首が過緊張となり熱がこもっていた為、緊張を緩め巡りをよくする
・冷え感の強いふくらはぎ、腰、お腹と足裏、足首に施灸
出来る限り、足首を覆う長さの靴下やレッグウォーマー、腹巻きなどで冷房対策をして体温を逃がさないようにしてもらう。
週2回のペースで治療を行い、6回目の治療後から脚がぽかぽか温まる感じとなる。
9回目の治療後、早朝に脚が冷える感じで目が覚めてしまうことがなくなる。
首〜背部の緊張、熱感も取れる。
週1回の治療を5回、脚が冷える感じは現れず消失。
現在は1.5〜2週に1回のペースで体調管理の為治療継続中。
【 コメント 】
30℃を超える暑さが続き、在宅時はもちろん電車や職場、お店等でも冷房がきき、
更に冷たい飲み物や食べ物の摂取量も増え、身体が思った以上に冷える状態となっていた。
また、在宅ワークになり運動量も減少した為、身体全体の巡りが悪くなり、気・血・水の滞りが起こり、下半身が冷え、熱が上に上る状態となっていた。
これからやってくる冬の寒さも同様ですが、
身体の冷えが様々な体の不調を引き起こす原因になっていることもあります。
足首や首元、腰、お腹周りを温めると下半身の冷えに効果的です。
しっかり冷え対策をして快適な毎日を過ごしましょう。
・左首の痛みとこめかみにかけての頭痛
・こめかみの凝り
・デスクワーカーの首肩のこり
・首肩の鍼灸施術症例
・ご予約
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・EDO鍼灸治療院の症例報告
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30代 女性
【 症状】
・不安な気持ちが続き、寝付けない等の不眠症状があらわれる
・身体のだるさが続きスッキリしない
・食欲の減退
【 検査と見立て】
・首〜肩甲骨の内側、腰にかけての緊張が見られれる
・在宅ワークにより1人で過ごす時間が増え、不安感の高まりが見られた
【 鍼灸施術と経過 】
・身体全体が過緊張となっていた為、緊張を緩め、身体がリラックスしやすい状態にする。
・心を安定させ、睡眠の改善をはかる。また、気を補い、胃腸の働きを促す。
週1回のペースで治療を行い、2~3回目の治療後から寝付けない、起床時のだるさなどの改善が見られた。
食欲も少しずつではあるが回復傾向にある。現在治療継続中。
【 コメント 】
長く続く在宅生活により、いつもと違う生活環境に慣れず特に一人暮らしの場合、1人で居る時間が増えることにより、気持ちの不安定・身体の不調が現れている方が多いです。
好きなことをする時間を作り、なるべくリラックスして過ごしましょう。
以前のブログで、当院で行っている美容鍼灸についてかきました。
当院で美容鍼灸を受けられている方は女性が多いのですが、もちろん男性でも受けられます。
男性のお肌の悩みとしては
10代〜20代では
ニキビ・吹き出物、毛穴の開き、乾燥肌、脂性肌など
30代〜50代では
脂性肌、乾燥肌、 目の下のクマ・たるみ、シミ
などが多いようです。
美容鍼灸により、肌質やお顔のたるみなどを改善し、スッキリさせることで第一印象もよくなり、健康的で若々しい見た目も期待できます。
・接客業や営業、人前に出る仕事をされている
・第一印象を良くしたい
・若々しい見た目でいたい
・表情の強ばりを改善したい
・面接を控えている
・結婚式を控えている
・写真撮影を控えている
・同窓会に出席する
このような場合にもおすすめです。
お悩みは人それぞれ違います。
最近では男性もお化粧水や乳液、美容液などでお手入れをされる方も多くなってきています。
しかし興味はあるけれども、美容鍼灸は受けたことがない男性も多いかとおもいます。
普段のお手入れに美容鍼灸をプラスしてみませんか?
お悩みやご不明な点な軽にご相談ください。
美容鍼灸のページ
美容鍼灸3つのコースは男女共に共通です。
1.ポイント治療 6,050円 40分
気になるポイントを、お顔中心に施術
2.レギュラー治療 8,800円 60分
お顔+体質に合わせた全身治療
3.スペシャル治療 11,550円 90分
お顔+体質に合わせた全身治療
初回分析料 2,750円 → 1,000円 ネット割引
健康と美容は表裏一体の関係にあり、
人間の美は健康を基礎として成り立っていると考えます。
そのため、EDO鍼灸治療院の美容鍼灸では、
顔面部局所の状態だけではなく心身の健康状態も重視し、
それぞれの状態に応じて身体のバランスをととのえていくためのお身体への施術も行います。
顔面部の、しわ、たるみ、にきび、くま…などの改善に加え、
頭痛、顎関節症、眼精疲労、首こり、イライラ、不眠…などのお悩みを改善することにより、
お肌の状態がより良くなります。
当院の美容鍼灸は、お悩み等に合わせて選んでいただけるよう、3つのコースを用意してございます。
1.ポイント治療・・・40分 お顔中心の施術 初回分析料+施術料6,050円 7,050円
2.レギュラー治療・・・60分 お身体への鍼灸+お顔の鍼 初回分析料+8,800円 9,800円
3.スペシャル治療・・・90分 全身の鍼灸+お顔の鍼 初回分析料+11,550円 12,550円
*初回分析料 2,750円 → 1,000円 ネット割引
どのコースにすれば良いのか?
などご不明なことがありましたら、お気軽にご相談ください。
なにかと慌ただしい年末、
鍼灸治療で快適に過ごしましょう!
眼精疲労を訴える方の多くは、首肩こりとセットになっています。
特に目の奥が痛むなどの疲れ目がひどい方は「後頭下筋群」の過緊張と考えられます。
後頭下筋群…後頭下部にある一つ一つはとても小さい筋肉。重い頭部をカメラの三脚のように支え、僅かな頭の動きを調整しています。
ある対象物を見るとき、通常は目の動きだけで見ますが、視線だけで確認できない場合は首の動きを加えて対象物を見ます。視野を広げるために、首と頭が動こうとするのを制御するのが後頭下筋群です。
パソコン作業やスマホなど目を使う作業を行うと、頭が動かないように後頭筋群が制御に働き緊張が高くなります。これが長時間続くことで首の筋肉が硬くなります。
目の周り・顔や頭部への血液は心臓から首を通っているため、首肩こりが血行不良の原因となり目の疲れを引き起こします。更に首や肩の緊張は自律神経を緊張させ、頭痛の原因となる可能性もあります。
鍼灸治療では、首肩周りの筋肉の緊張を緩和させることで、眼精疲労や頭痛を緩和させます。
また、眼精疲労により首肩こりや頭痛だけではなく、食欲不振・吐き気・便秘・イライラ・不安感…など様々な症状が出ることがあります。
・左首の痛みとこめかみにかけての頭痛
・こめかみの凝り
・デスクワーカーの首肩のこり
・首肩の鍼灸施術症例
このような症状でお悩みの方、是非ご相談下さい。
鍼灸治療で快適な毎日を過ごしましょう。
24日に、二十四節気の霜降(そうこう)をむかえ、文字どおり霜が降りる気候となりました。
秋が一段と深まり、朝霜が見られる頃。
朝晩の冷え込みが厳しくなり、日が短くなったことを実感できます。
そしてこの急な寒さで風邪(カゼ)をひいた方も多くみられます。
東洋医学では自然界の気候の変化を
「風、寒、暑、湿、燥、火(熱)」の6種にわけ、この6種が人体に作用して病変を発生させる状態になったものを「病邪」とみなします。
その中にある「風邪(ふうじゃ)」
自然界の「風」が引き起こす現象と似た症候を示します。
風は突然吹いたり止んだりし、軽くて上向し、流動性が大きく、上部をゆり動かしたりするところから、以下のような特徴がある症候となります。
・発病が急
・病状に変化が多い
・発熱、頭痛、頭のふらつき、目の充血、鼻づまり、喉の痛み、咳などを生じる
いわゆる、カゼの症状が当てはまりますが、
一般的には単独で発生することは少なく、他の病邪の症候をともなうことが多いです。
鍼灸治療では、この病邪を体外に排出することが基本的な治療方法となります。
そのため、カゼと一言で言っても、
季節やその人の症状に合わせた治療を行います。
ちなみに、冬のカゼに有効なツボとして首の後ろ側に反応がよくみられます。
寒くなり始めたこの季節、
カゼ予防としてまずこの首周りを冷やさないようにすることがおすすめです。
鍼灸治療で免疫力を高め、カゼに負けない身体つくりを目指しましょう。
~不眠~
普段の睡眠は正常であるが、月経前から不眠となり、一睡もできないこともある。
月経が終了すると正常に回復する。
症状が起こる原因により、選ぶツボが異なってくるため、まず身体がどのような状態にあるのか判断します。
1.陰虚火旺によるもの
<特徴>
月経前に焦燥感、不眠、頭がふらつく、目がくらむ、口や喉が渇く、腰や膝がだるい
経血色は紅く、量は少ない
2.心肝火旺によるもの
<特徴>
月経前に不眠、甚だしいときは一睡もできない、いらいら、怒りっぽい、口が苦い、喉の乾き、頭痛、頭のふらつき、乳頭が痛痒い
経血色は暗色で、量が多い
3.心脾両虚によるもの
<特徴>
月経前に多夢、不眠、動悸、顔色に艶がない、顔面のむくみ、四肢のむくみ、倦怠無力感など
経血色は淡く、量が多い
【今回のケース】
40代女性
月経前にいらいらしやすく、眠れない。
酷いときは朝まで眠れないこともある。
頭痛やのぼせる感じ、また乳頭の痛痒さもあり。口内炎ができやすい。
【治療】
太衝、内関、内庭、合谷、風池、後ケイなどのツボを選びました。
【治療後】
頭痛やいらいらが減り、気持ちも落ち着き、一晩中眠れないといった症状の改善がみられた
現在、定期的に継続治療中です。
鍼灸治療で使う針にはいろいろな種類があります。
必ずしもお体に刺すとは限らず、鍼の中にはお体に刺さないタイプの針もあります。
たくさんある種類の中から、
患者さんの体質・症状や治療目的などに合わせ、最適なものを選んで施術しています。
一番手前の針以外は、刺さないタイプの針になります。