カテゴリ: 首肩の鍼灸施術報告

寝違え様の症状が続いている

寝違えを起こしてから、半年も一年も寝違えのような症状が続いている方がいます。
寝違えを起こしほっておけば治るかなとそのまま放置していたが、朝起きると痛い、首を傾ける振り返ると痛いという症状が続いているという症状。
多いのが、首をどちらかに向けると同じ側の首~肩甲骨にかけて痛いという症状です。

寝違え寝違え
なかなか治らない方は、こういったストレッチや首をぐるぐる回したりして悪化させているパターンが多く
特に痛い側を伸ばすとひどくなるパターンが多いのでご注意です。

首ストレッチし

施術は、『首だけ』施術してもダメで、肩甲骨の動きがかかわっています、肩甲骨周りの筋肉の緊張を鍼で緩め肩甲骨がしっかり動く状態を作ってあげることが施術のポイントになります。

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酷くなってくると、頭痛も出てくるっことがあります。
痛みは生活の質を下げてしまいますので、寝違えは早めに施術されることをお勧めします。

西村

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首を左に倒すと痛い(寝違え)

寝ると首が痛い

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症例報告:寝ると首が痛い

44歳 性別男性

3か月前より、寝違え様の痛みが続いている。特に寝起きが痛みが強い。

目次

 お困りの症状】

 お身体の状態と見立て】

 鍼灸施術方法と経過 

 担当よりコメント 

 

 お困りの症状】

・仰向けに寝ると右首~肩甲骨にかけて痛む

・朝が特に辛く、右側に首が回らない・倒せない

・普段から肩こりは感じている

・3か月以上続く痛み

・病院ではストレートネックと言われた

  

 お身体の状態と見立て】

・首の可動域が減少 後ろに首を反らせない

・右肩甲骨の動きが悪い、右肩を前に巻き込んでいる姿勢 小胸筋・前鋸筋の硬さ

・猫背が強く、頭の位置が偏りだいぶ前にきている。

・上半身全体のこわばりが強い

首に痛みが出ているが、問題は肩甲骨の動きの悪さにあり、仰向けに寝る時は肩甲骨が背中側に動いていかないといけないが、肩甲骨前の筋(小胸筋・前鋸筋)のこわばりの為、肩甲骨が後ろに来ない。そのため首の筋が引きつって痛みが出ていると考えられる。

 

 鍼灸施術と経過 

・肩甲骨の動きを阻害している筋緊張を鍼で緩める

・PC仕事で上半身の緊張が強くなっているので、手足のツボで調整

・上腹部に緊張があり、猫背の原因になっている為、鍼+灸

・鍼と灸で、肩甲骨・体幹を緩め動きやすい状態を作ったうえで、肩甲骨周りの動きをつける導引

・一回目の施術で痛みは 10→4 3回目の施術でほぼ痛みなし

・鍼施術を受けると、胃もたれも調子良くなるとの事、継続して施術を行い、体全体をケアしたいとの事。

 

 担当よりコメント 

首の痛みの原因は、首だけにはありません。特に肩甲骨の動きに関係しています。万歳して腕が耳の位置に来ないと、肩甲骨の動きが悪くなっている可能性大です。デスクワークが続いたら、立ち上がり肩甲骨を動かしてあげましょう!

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氷水につけたように感じる脚の冷えと首のつまり感

40代 女性

 症状】

・膝から下が氷水につけたように冷える感じがする

・脚の冷える感じで目が覚めてしまい、毛布で脚を包んでも温かくならない

・首がこり、詰まったような感じがする

 

 検査と見立て】

・触診するとふくらはぎ、腰、お腹の冷え感が強い

・首〜背部の緊張が見られる

・在宅ワークにより通勤が減り、運動量も減った

・真夏の暑さもあり、常に冷房がついた環境にいる

 

 鍼灸施術と経過 

・身体全体に鍼施術、特に首が過緊張となり熱がこもっていた為、緊張を緩め巡りをよくする

・冷え感の強いふくらはぎ、腰、お腹と足裏、足首に施灸

出来る限り、足首を覆う長さの靴下やレッグウォーマー、腹巻きなどで冷房対策をして体温を逃がさないようにしてもらう。

2回のペースで治療を行い、6回目の治療後から脚がぽかぽか温まる感じとなる。

9回目の治療後、早朝に脚が冷える感じで目が覚めてしまうことがなくなる。

首〜背部の緊張、熱感も取れる。

1回の治療を5回、脚が冷える感じは現れず消失。

現在は1.52週に1回のペースで体調管理の為治療継続中。

 

 コメント 

30℃を超える暑さが続き、在宅時はもちろん電車や職場、お店等でも冷房がきき、

更に冷たい飲み物や食べ物の摂取量も増え、身体が思った以上に冷える状態となっていた。

また、在宅ワークになり運動量も減少した為、身体全体の巡りが悪くなり、気・血・水の滞りが起こり、下半身が冷え、熱が上に上る状態となっていた。

これからやってくる冬の寒さも同様ですが、

身体の冷えが様々な体の不調を引き起こす原因になっていることもあります。

足首や首元、腰、お腹周りを温めると下半身の冷えに効果的です。

しっかり冷え対策をして快適な毎日を過ごしましょう。

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左首の痛みとこめかみにかけての頭痛

こめかみの凝り

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右肩の痛み

50代 女性 デスクワーク

症状

右肩甲骨周囲の違和感と右肩の痛み。右肩を後ろに回した時に、ゴリッとした音が鳴る。荷物を持つ時は、ほぼ利き手の右を使い、以前より肩に痛みや疲れを感じることが多かった。

検査、見立て

右肩があがり、左右の肩の高さが違っている。さらに右肩はやや前側に巻き込んでいる状態。首を左側に倒した時に、右の首~肩にかけて筋肉の緊張がみられる。肩を回した時に鳴る音は、肩の関節が周囲の筋肉の緊張により前側に引っ張られているため、スムーズに動いていないのが原因かと思われる。

施術と経過

すくんだような姿勢で凝り固まっている右側の肩をもとの位置に戻していくために、肩・肩甲骨・背中の筋肉を緩めていく。肩の巻き込みを改善させていくため、前側の肩周りの筋肉の緊張にも鍼施術を行う。週1の治療を5回程行い、まだ関節の音が鳴ることはあるが、頻度が減っており痛みがなくなってきた。来院を2週間に1回のペースに変更し、家でも肩周りをほぐす体操をしてもらい、現在も治療を継続中。

コメント

在宅での仕事が続き、机や椅子の高さが合っていない状態で仕事を続けていた為に起きた症状ではないかと考えています。極端に外出する機会や身体を動かす機会が減ると、使う筋肉と使わない筋肉がはっきりと現れ、原因は同じ長時間の同一姿勢だったとしても、いつもと違う症状が現れることがあります。日常生活ではあまり使われていない筋肉を動かすストレッチや適度な運動が大切です。

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頚肩こり、のぼせと吐き気

30代 女性 デスクワーク

症状

肩こり、頭痛、吐き気。仕事が忙しくなったり、ストレスが溜まると、頚・肩の緊張が強くなり、頭痛もでてくる。満員電車の人混みや、暖房などの暖かい風を頭付近に受けるとのぼせたり、気分が悪くなってくる。常に食べ物がお腹に残っているかんじがする。

検査、見立て

頚~肩の筋肉のごりごりとした筋張りが特に利き手の右側に目立つ。足は冷え、臍上の上腹部・右下腹部の筋緊張が目立つ。胃の状態があらわれる脈に他よりも力強さがない。

施術と経過

背部~頚の緊張をとる事と、頭部に登りやすくなっている熱(上焦)を下に流すために、足の筋肉を鍼や灸、マッサージでほぐし、熱の通り道をつくる。胃の働きがよくなるように、腹部の筋緊張をほぐし、お灸で温める。 週一回の治療を四~五回行いましたが、吐き気の症状はまだ時々出ていた為、漢方内科の受診もアドバイスしました。漢方の服用と二週に一回の鍼灸治療を二~三回行い、その後、調子が良くなってきたので、治療のペースを月一回に変更して、メンテナンスとして鍼灸治療を継続中。

コメント

デスクワークの姿勢と運動不足が頚肩周辺の筋肉の緊張をおこし、コリや頭痛の原因になり、温かい風を受けた時の吐き気やのぼせは、本来の元気がなくなった胃腸が食べ物の消化をおこなうために常に動いて、余分な熱を発生させていた為に症状を発生させていたケースです。

EDO鍼灸の症例報告

EDO鍼灸の首肩の施術方法

イライラすると首に痒み

20代後半 女性
【症状】

イライラが酷くなり、上半身(特に首から上)の痒み。

首からフェイスラインにかけて、肌がカサカサに荒れて赤く、痒みが酷いときは掻いて出血。

・寝付きが悪く、起床時からスッキリしない

・夢を沢山見て寝た気がしない

・頭痛(コメカミあたり)、首の付け根が痛い

・胃が痛くなることも多く、胃薬を飲んでも効かない

 

【検査と見立て】

まず、仕事や通勤時間の長さ(片道2時間)などによるストレスにより、

肝の疏泄作用(精神情緒の安定、全身の機能調整)が低下し、イライラなどの精神症状や、胃痛などの消化器系の不調が出現。

また、肝気が鬱して火化()し風を起こすことにより、上部を侵襲、頭痛や痒み肌荒れが発症し、

心にも影響して不眠、多夢となる。

更に、夏の暑い時期になり症状が悪化したと考えられる。

 

【鍼灸施術と経過】

熱邪を取り除き、逆した気の流れを降ろすことにより、上半身に出ている症状を緩和させ、

また心を安定させることにより、睡眠の改善をはかる。

肝気を調えることにより全身の気の流れをスムーズにし、消化器系の不調を調えることを目的とした選穴、施術を行った。

10日間に1回のペースで治療。

5回目首の痒みは出てもすぐに治まるようになる。

8回目イライラ感がほぼなくなる。胃の痛みも出ていない。全体的に調子が良いと感じる。

10回目首の痒み出ていない、赤みや肌荒れもなくなる。

12回目スッキリと朝起きられるようになり、イライラすることもなくなった。

 

【コメント】

来院時には、イライラ感や体調不良がこのままずっと続くのではないか、悪化するのではないかという不安感が強かったため、

まずは無理のないペースで定期的に鍼灸治療を受けることを提案。

現在は、残業続きで疲れはするが、寝付きもよくなり、イライラ感や痒み、肌荒れの症状がでることもなくなった。

体調管理の為に2~3週に1回のペースで来院中。

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首の付け根の痛みと頭痛

30代 女性

 お困りの症状】

右側の首の付け根の痛み。耳の重だるさ。イライラ。頭痛。

・仕事が忙しくなると首の痛みが増し、耳が重く、耳側の頭痛がすることもある。
・肩甲骨の内側が痛い。
・ストレスの増加と共にお酒の量が増えている。
・下半身は冷える

 お身体の状態と見立て】

仕事とストレス過多で東洋医学的には肝鬱(かんうつ=肝気鬱滞・かんきうったい)という状態。体を動かすエネルギー源の「気」が滞って、首肩の辺りに気が滞っている状態。みぞおちの辺りを押すと痛い。舌を見ると舌の裏側は青い血管が顕著に見えている。

 鍼灸施術と経過 

肝鬱で身体を動かすエネルギー源の気が滞っている状態なので、まずは吸い玉(カッピング)で鬱滞しているものを廻るように促す。耳の症状がひどい時は刺絡でつまりを取る。その後に肝鬱を取ることを念頭に鍼。お灸で下半身にも気が回るように誘導。体の上部に溜まっていた気を巡らしたことで頭痛が消失し、表情も和らぐ。みぞおち付近の緊張を取るために刺さない鍼の打鍼(だしん)も行った。
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 担当よりコメント 

首の痛み、耳の主だるさは仕事の忙しさによって痛みが増減している事が分かっているので、仕事の仕方も工夫するようにする事、自分なりのストレス解消方法を見つけるように促す。体を動かして上に気が昇らないようにするようにアドバイス。治療回数は当初は1週間に一度のペースから2週間に一度。現在は1ヶ月に一度にメンテナンスで鍼灸治療を行なっている。

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左首の痛みとこめかみにかけての頭痛

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肩こりと呼吸のしづらさ

首肩のコリを訴え来院される方は多いですが、お身体の状態を診ると呼吸が浅い方が多いです。
首肩こりを抱えている方は、猫背の方が多く、肋骨の動きが悪くなって息をうまく吸えずが浅くなっているのです。

呼吸が浅いと・・

・息を吸い込む量が少なくなり、呼吸を多くしなければならない

・猫背でお腹が膨らみにくくなり、肩を上げて呼吸してしまい、肩こりの原因にもなる

・横隔膜の動きが悪くなるので、内蔵の機能も低下する

・声が出ずらくなる

鍼灸のアプローチ

・呼吸が浅くなっている原因『猫背』にたいして、胸、お腹の施術を行います。猫背の姿勢は、お腹、胸の筋肉を縮めて固くしています。固くなった筋肉が邪魔をして、背中が伸び辛い状況を作っているのです。

どのような症状でもそうですが、痛い所だけを揉んだり、鍼や灸をしてもダメなのです。症状の原因を探り施術することが症状改善の近道です。

・EDO鍼灸の首肩の施術方法

運動鍼

筋違いなどで首の動きが悪い時、痛みのある患部ではなく、離れた場所に刺すと効果がある場合があります。このやり方は「運動鍼(うんどうしん)」と言います。

 

手の甲の指の関節の間や足の甲の関節の間に痛みが出る人が多いので、圧痛反応がある人にはこの方法を行います。運動鍼の反応点はいくつかあるので、患者さんの痛む所によって場所を特定します。

運動鍼

鍼を指すと、首を曲げると痛かった方向にも動かせるようになって可動域が広がります。それを利用して首を動かしてもらいます。軽症の筋違いだとこれだけでも良くなるので、こちらも驚く事があります。慢性的に肩こりがある人の場合は残念ながらそう簡単にはいかない場合が多いです。

運動鍼は首、肩、腰に多く行われます。

 

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余談ですが、筋違いのような首の痛みのことをフランス語で「Torticolis」 と言います。「トチ コリ」
フランス語のRの音を日本語表記で音にするのは不可能なので「る」と書いています。
「トル チ コリ」という音の響きが面白くてすぐに覚えました。最初に聞いたのは患者さんではなく、日常生活の中でした。
たまに筋違いではなく「Torticolis」と言いそうになります。

・EDO鍼灸の首肩の施術方法

右肩から腕にかけての痛み

職業
デスクワーク 49歳 男性

症状
・3-4日前より
・右肩~前腕にかけてうずくような痛み
・冷えると辛い
・普段肩こりは感じているがこのような症状は初めて

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状態チェック

・右わき、胸まわり筋肉硬く、腕の挙がりが良くない
・首を右に曲げる、左に向くと肩甲骨の上側に痛み
・首~肩の筋肉もこわばりがあるが、胸・脇周りの筋の緊張も強い

施術
首肩から腕にかけての痛みやしびれは、神経の絞扼(締め付け)があると考えられます。
腕に行く神経や血管は、首の骨(頚椎)から出て、首→肩→胸→脇と筋や骨の狭い間をかいくぐり、腕に伸びていきます。
そのため、神経や血管の絞扼が起きやすい構造になっています。
神経の通り道に、筋肉のコリがあると、手に痺れや、痛みが起こると考えられます。
針や灸では、この神経や血管のルート上にある、筋の凝りに施術を行っていきました。
6回集中して施術を行い、前腕部にすこし、こわばりが残るものの、首~上腕(二の腕)の症状はほぼ無くなった。

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担当より

腕への痺れや痛みは、急に出ることが多いですが、その前段階として、首肩胸脇の凝りが蓄積しています。
首肩のコリぐらいの時に、運動をしたり、鍼灸をしたり、ケアをすればこのような辛い思いはしなくとも良いのですが。
痛くなって、初めて、健康の大事さに気づきますね。西村

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