症例報告:胃腸の不調と不規則な便通
40代 女性
胃腸の不調と不規則な便通
目次
【 お困りの症状】
・胃腸の調子が悪く、食欲が落ちている
・便通が不規則で、便秘と下痢が交互に起こる
【 お身体の状態と見立て】
・最近胃腸の調子が悪く、食事を摂るのが億劫に感じる
・料理をするのも面倒で、ほぼ外食かコンビニで済ませてしまう
・仕事が終わる時間が日によってかなり違う為、食事を取るタイミングや食べる量もバラバラになっている
・便通が不規則であり、時には便秘に悩まされ、また別の時には急な下痢に襲われることがある
・お腹が張って苦しい感じがする
・体調が悪いせいかイライラすることが増え、ため息も増えた
・仕事のストレスがかかるときや生理前になると症状が悪化する
積み重なる日々のストレスや不規則な生活リズム、食事などが胃腸の消化吸収機能に影響を与え、
体内の気血の働きも悪くなり、便通の乱れや腹部不快感を引き起こしていると考えられる。
【 鍼灸施術と経過 】
・胃腸の働きを向上させ、便通の正常化や腹部不快感の緩和をはかる
・身体をリラックスした状態にし、気血を十分に巡らせる
上記を主な治療として行った。
鍼灸治療を受け徐々に胃腸の調子が改善してきた。少しずつではあるが食欲が戻り、
便通も安定してきたことで日常生活が楽になってきている。
そのお掛けかイライラすることも減った気がする。
また、腹部の張り感も軽減。
全体的に良くなってきているので今後も鍼灸治療は続け、健康的な食生活と適度な運動、
ストレス管理にも気をつけていきたいとのこと。
【 担当よりコメント 】
胃腸の不調や便通の乱れは、日常生活の中での食生活やストレスなどが影響することが多いです。
健康な生活のためには、食事・運動・睡眠のバランスを整えることが重要となりますので、
まずは生活習慣の改善を意識して取り組むことが大切です。
その手助けとなる方法として鍼灸治療を選んでいただけると幸いです!
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