40代 性別 女性

もともと生理痛はなかったが、ここ一年ばかり生理痛がひどくなった。婦人科を受診したが異常は見られない。鍼で生理痛の軽減が期待できないかと思って受診した。

目次

 お困りの症状】

 お身体の状態と見立て】

 鍼灸施術方法と経過 

 担当よりコメント 

 

 お困りの症状】

・生理痛。経血に血塊あり。月経の前半は薬を飲まないと仕事ができないぐらいに辛い。

・便通が乱れている。便秘と下痢が交互にある。

・足のむくみが気になる。

・緊張しやすい性質もあるせいか、肩に力が入りやすい。

・たまに頭痛がある。

  

 お身体の状態と見立て】

・スポーツが好きな方でもあり筋肉質。

・お仕事でパソコンを一日中使っており、上半身、特に肩甲骨の外側の筋肉の緊張が顕著。

・上実下虚(じょうじつかきょ:上半身が緊張していて力が入りすぎて下半身の血流が悪くなる)の状態が見られる。

・来院する時にストレスがあるか、そうでないかの様子の違いが顕著。

 

 鍼灸施術と経過 

・2、3週間に一回のペースで来院。

・肩周りの緊張が顕著なので、肩周りや脇の動きを良くするように施術。

・お腹の冷えは見られないが、深部の血流改善を目的として腹部へお灸。熱いお灸ではなく、じんわり熱が入る棒灸で施術。

・一度目の鍼の後の生理の時に生理痛の症状がなくなり、効果を実感されたよう。その後も2、3週間に一回メンテナンスで鍼灸施術を続けており、月経痛は出ていない。

・便通が良くなった。

箱灸

箱灸

 

 担当よりコメント 

仕事でのパソコン使用時間、ストレスも多く、どうしても上半身が緊張してしまう。もともとスポーツをしていた方だったが、ずっと動けていない。集中して画面上を凝視し続けると、自分が思っている以上に首、肩が固定された状態で緊張状態が長時間続いている。ストレスとリンクしているようなので、家でできる運動や仕事や家庭以外にリラックスできる時間の確保をすすめている。


・EDO鍼灸治療院の症例報告

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