豊岡演劇祭2021・百瀬文『鍼を打つ』に出演します
9/9㈭~9/15㈬兵庫県に出張致します。2021年3月にシアターコモンズ’21 百瀬文『鍼を打つ』公演に鍼師として出演しました。鍼(はり)が身体に侵襲する「感覚・響き」と自分の内的感情の共鳴を体感するアート。治療という概念を持ちつつ、同時に鍼が身体に与える感覚と心的刺激をアートにする新しい試みです。前代未聞の体験型アート作品なので、物珍しさに英国BBCラジオが取材に来ました。
リンクをクリックするとラジオが聴けます。(音声は英語です)
BBC Sounds : The Culture Frontline – Experimental theatre in Tokyo (27 minutes)
特別な問診票には通常の鍼灸院で問われる問診に加え、プライベートな問いが並んでいます。その問いをイヤホンで聴きながら鍼を打たれます。
「自分が正しい事をしていると思うと安心する」
「手放したいものがある」
「国境はなくてもいいと思う」
そんな百瀬文さんの作品『鍼を打つ』第二弾が9月に開催される豊岡演劇祭2021のプログラムで再演されます。私も再び出演することになりました。会場は志賀直哉が『城の崎にて』を執筆した老舗旅館の三木屋です。
期間中は代診で治療を承ります。ご理解の程、どうぞよろしくお願い致します。
※追記 兵庫県にも緊急事態が発令されたため、残念ながら豊岡演劇祭自体の中止が決定しました。
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