顔面神経麻痺(ベル麻痺)

40代 男性

【 症状】

・2020年3月に右側の顔面神経麻痺を発症し2週間入院した。

・入院後には麻痺はだいぶ良くなったが、まだ左右の顔面が完全に対象ではない。

・大きなストレスに長期間さらされており、ストレス増大と共に瞼が勝手に閉じてしまう。

・ストレスで不眠。

【 検査と見立て】

・背中が全体的に緊張しており、特に肩甲骨内側が非常に硬い。

・ストレスと不安を感じているのか、ずっと休みなく話している。

【 鍼灸施術と経過 】

・長期間のストレスで背中が硬くなっているので、その緊張を取ることから始める。背中の緊張がなくなっただけでも表情が変化。

・遠隔治療としてまずは顔面神経麻痺に関係する腕や足の経穴に刺鍼。

・顔面局所には顔面神経の走行、顔面の経穴を選穴して刺鍼後に置鍼。

・週1回の治療を3回終わるころに瞼が勝手に閉じる症状はなくなった。治療後にはストレスが軽減することを実感するらしく、表情が柔らかくなり、麻痺に関しても問題なくなった。

・ただし大元のストレス原因は依然としてある。緊張が続くと体がこわばるという自覚がある。運動や気分転換などもアドバイス。

・週一で6回治療終了後、症状が落ち着いているので2週間に間隔をあけている。

【 コメント 】

背中の筋肉の緊張を取るだけでもストレスが和らぐようで、治療前と後の表情の差が大きい。この方は話す事で落ち着きを取り戻していくようなので、できるだけ話させるようにも心がけている。

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