肩こりと手の凝り
鍼灸では、肩こりの施術には手のツボを多く使います。
流派にもより異なりますが、首肩のコリには手のツボを使う鍼灸師は多いです。
経絡により、首肩~手とは密接な関係があります。
手の動き、物を書いたり、キーボードを打ったり、球を投げたりと、手の動きには必ず、指~手のひら(甲)~前腕~上腕(二の腕)~肩甲骨~首と連動していきます。
なので、首や肩が凝っているときは、手の凝りも伴っていることがほとんどです。手の凝りがあると手~首肩の連動が上手くいかず、首肩の症状にも関係してきます。
施術で、首肩ばかり施術を行ってもなかなか症状は改善しにくいものです。
全体の連動、バランスを整えることが鍼灸の真骨頂だと考えます。
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