腰痛の施術に欠かせないのが腹部の施術です。

私が痛いのが腰でお腹ではないよと思われるかもしれませんが。

腹部と腰は切っても切れない関係なのです。

身体の痛み全般に言えますが、腰痛、肩こり、頸の痛み、胴体の部分の痛みって体の前側ではなく後ろに感じませんか?

なぜなら、体の後ろ側の筋肉は姿勢維持に主に働く筋肉だからなのです。

また、仕事、作業など日常生活では、前屈みの多いのも体後ろの筋肉の疲労を招き痛みを起こす原因なのです

では、お腹の筋肉がなぜ腰痛に関わるのでしょうか?

それは、腹の筋肉が硬くなると、腰の動きを制限してしまいます。

主に腰の反らす動き、捻る動きを制限してしまいます。

制限のあるまま、座る、立つ、歩く、仕事する、スポーツするなど繰り返すうちに。

お腹の反対側の腰の筋肉が疲労し、腰痛を起こしてしまいます。

そうならない為には・・・

・正しい姿勢を身に付ける

・正しい動き方をみにつける

・ストレスを溜めない

ことが大切です。

腹部の硬さは、腰痛以外にも、猫背の原因にもなるので、頚肩凝りの原因にもなり

また内臓の動きを制限することが考えられ、呼吸が浅い、生理痛、ガスが溜まる、胃腸の調子が悪いなど内臓の調子にも影響します。

EDO鍼灸では、日本伝統鍼灸の腹診により、お腹の状態を診、お腹の施術を重要視しています。昔の人の観察眼は鋭いものですね。

※分かりやすくお腹の筋と表現しましたが、腹部の筋は所謂シックスパックだけではなく、腹斜筋、腹横筋、腸腰筋、横隔膜ななどを指しています。それぞれの筋の働きは異なり、鍼灸のアプローチも違ってきます

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