症例報告:右目から後頭部にかけてのず~んとした痛み
34歳 男性 営業職
症状
10年ほど前より右目~後頭部(うなじ)にかけて痛みが出るようになった。
パソコン仕事等めを酷使すると症状が出る。アルコールで痛み増す。
週に2.3回は出る。
症状が出ると目を開けたくない感じになる。
状態
後頭部、首横、首前の筋肉が硬くなっている。肩甲骨、上背部も筋肉の硬さあり。押すと痛む。
首の動作は、後ろ、左に首が倒れる範囲が狭い。
右手甲中手骨4―5間に圧痛あり。
猫背が強く。浅く腰かける癖がある。
下肢の冷え有り
治療方針:
痛みの直接的原因は、うなじのコリが痛みの引き金になっていると考えられる、患部を緩めればしばらくは楽だが根本的な解決にはならない。うなじのコリを作る背景には姿勢の癖や首肩が緊張しやすい体質があり、姿勢改善の鍼と体質改善の為の全体治療を行う。
経過:治療を重ねるごとに、症状がでる期間が長くなっている、首肩のコリや可動域の改善も見られる。現在も経過観察中。
担当村より:
鍼は、筋肉の緊張を緩めることが早くでき、深いコリにもアプローチ出来ます。
肩が凝ると頭痛がする。パソコン仕事が長いと頭痛がするなど、首肩の筋肉の緊張が原因の頭痛は多くみられます。
頭痛でお悩みの方は一度鍼灸院に行かれてみてください。
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