寒さも一段と強くなってきました。何かと体調を崩しやすいこの時期、インフルエンザの他によく耳にする

機会が多くなるのが、ノロウイルス。今日はその話を少し。

秋の終わり～冬の中頃に流行しやすく、感染すると下痢、吐き気、嘔吐、腹痛、発熱などの症状がみられ

重症の場合には脱水から命にかかわる事もある油断ならないウイルス。

ノロウイルスから身を守るために大切なのは、うがいと手洗いです。原因となるウイルスを体内に入れない

ということは、共通して大切な事なんですね。

 

症状は、3日くらいで落ち着いてくるようですが、便の中には１週間くらいウイルスが排出されています。

感染した人の便や吐瀉物を扱う場合、特に小さいお子さんがいるご家庭では注意が必要です。面倒でも

マスクと手袋を忘れずに。

似たような感染症状があらわれるものに、ロタウイルスがあります。こちらはちょうど今頃の

冬の終わり～春先にかけて流行しやすく、激しい下痢と発熱が続くのが特徴です。１～２週間で良くなる

ようですが、２～３歳未満の小さな子供は脱水が進み、点滴や入院治療が必要となる事も多いようです。

インフルエンザの流行も落ち着いてきた感じはありますが、帰宅後のうがいと手洗いは習慣になると

いいですね。いつの季節もお忘れなく。

カテゴリ: からだのこと, 小守    投稿日：2015/02/02

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