冷え症にも鍼灸ケアは有効です
寒さが厳しくなるこの季節、手足の「冷え」に悩む方も多いのではないでしょうか。
冷えは血流や代謝の低下を招き、体調不良の原因となることもあります。そんな時におすすめしたいのが、鍼灸やマッサージによるケアです。全身の血行を促進し、自律神経を整えることで冷えの改善をサポートします。
東洋医学の「気・血・水」という考え方に基づき、体内のエネルギー(気)や血液の循環を促します。特にツボへの刺激によって、自律神経を整え、血流を改善し、体を内側から温める効果が期待できます。マッサージは、筋肉をほぐし、血管を広げることで全身の血行を促進。これにより、冷えやすい手足にも十分な血液が行き渡ります。
ご自宅でできるセルフケアとして、お灸も効果的です。「三陰交(さんいんこう)」は、冷えやむくみ、生理痛を軽減させるというような効果が期待できるツボです。お灸がなければ、手で軽くマッサージするだけでも血行促進に役立ちます。
冷えを改善するためには、日々のセルフケアと定期的な治療の両立が大切です。お一人おひとりの状態に合わせた施術で、体の内側から温かさを引き出すお手伝いをしています。この冬、冷え対策に鍼灸マッサージを取り入れてみてください。
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