夏は、春先に咲いた花に実がなるように、万物にエネルギーがみなぎる、生物が最も成長する時期です。
新陳代謝が盛んになるため、子供はより大きく成長し、成長が止まっている大人の身体でも新陳代謝が高まり、身体の中に熱がこもりやすくなるという変化が起きています。

 

身体にこもった熱は、汗をかき、発散して調節ができますが、最近の暑さでは、外出や運動を避ける事が多くなり、身体の中の余分な熱を発散できていない事があります。のぼせ・めまいなどの症状が起きやすいのは、熱の発散がうまくいっておらず、その熱が頭の方に上っている事が原因かもしれません。

 

気(エネルギー)、血(栄養)、水(体液)が、滞りなくまわっていることが、東洋医学では健康の条件とされています。夏の疲れ、身体の不調を感じている方は、滞りを解消し、巡りをよくする鍼灸治療がおすすめです。

 

 

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