鍼灸症例報告:腕のしびれと背中の痛み、自律神経の乱れ
30代 性別 女性
怪我で頚椎がつぶれており、疲労すると左腕にしびれが出る。座って仕事をする時間が長く、背中、腰が痛くなる。ストレスが多い。
目次
【 お困りの症状】
・疲労にともなう腕のしびれ
・首、背中、首、肩甲骨の痛み
・自律神経が乱れていると指摘されている
・両耳がふさがる感じがしている
【 お身体の状態と見立て】
・上腹部の緊張がみられる
・舌が赤味をおびている
・本人は背中の痛みを訴えるが、臀部の硬さの方が顕著
・足の内側を触られると非常に痛がる
【 鍼灸施術と経過 】
・臀部に長針で刺激。臀部は響きが強い所だが、気持ちが良いと言う。
・右足のふくらはぎのツボ「承山(しょうざん)」に反応。
・首と耳周りに多めに鍼。
・緊張、ストレス状態が長く続いているようで、全体的なガチガチを取るようなイメージで鍼。
・鍼をされるのが気持ちが良いので定期的に通っている。
【 担当よりコメント 】
ストレスが強く、鍼をすると精神的にリラックスして不定愁訴が解消するという方です。ご自身が鍼で自律神経が整うのを感じているようで、定期的に鍼に通っていらっしゃいます。
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