食いしばりと首肩こり
食いしばると、首肩手の筋肉も一緒に力が入ります。食いしばりの癖がある人は、首肩こり・頭痛など首肩の筋肉の緊張による症状のあることが多いです。
こめかみや顎の周りの筋肉を触ってみると硬くなっています。
こういう方の首肩の症状を改善するうえで欠かせないのが噛む筋肉を緩める事です。
顎に自覚症状がなくとも顎の筋肉をチェックし食いしばりがあれば施術を行います。
食いしばりを自覚していない人もいるので、ご自身で顎、こめかみ回りを触って痛みやコリコリが無いか確かめてください。
食いしばりの原因は、プレッシャー、心配事などのストレスをかかえていることが多く、寝ているときに食いしばりが起こると悪い夢を見たりします。
食いしばりに対するはり灸は、顎の開閉やこめかみ、顎周りの筋肉を触り、筋肉の緊張部位を確かめ鍼を行います。
また同時に全身の施術も欠かせません。
顎の筋肉が緩むと、ぼんやりした気持ちになり、眠くなったり、全身の力が抜けたように感じる方も多いようです。
また、顎が緩むと首肩の緊張がとれることも多く経験しています。
首肩コリ、頭痛などの症状がある方は一度顎の筋肉にも注目してみてください。
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