呼吸が浅いのか?姿勢が悪いのか?
鍼灸治療に来る方から聞かれる言葉は色々あります。
よく聞かれることの一つが呼吸に関するものです。
「呼吸ができるようになった。」「息が吸えるようになった。」「呼吸が楽になる!」
忙しすぎる人は呼吸が浅い状態が長期間続いて背中、肩、首がガチガチの状態になっています。呼吸が浅くてコリに繋がるのか、同じ姿勢でずっと集中しているから呼吸が浅くなるのか、どちらでしょう?おそらく両方です。固まった体の状態では深呼吸もできません。呼吸のために使う呼吸筋は姿勢を維持するための筋肉とだいたい同じ筋肉です。
鍼灸治療で身体を緩めると言いますが、身体がガチガチで呼吸も浅いまま。長期間そういう状態が続く事でさまざまな不具合が起こります。緊張している筋肉を緩めるということは呼吸する為に必要な筋肉を緩めるということでもあります。
ストレッチで首周り、肩周り、背中、胸の前を伸ばすのは有効です。
仕事の合間や決まった時間に行う習慣をつけると良いと思います。
« 前の記事:症例報告:お腹が冷たく、腰が痛い
次の記事:夏の体調不良 »