症例報告:うなじの凝りと寝つきの悪さ
30代 女性
資格試験の勉強をはじめ肩の凝りと寝つきがよくない
目次
【 お困りの症状】
・左肩の凝りが強く勉強に集中できない
・寝つきが良くない、2時間ほど寝つきにかかる
・頭がぼーっとして集中できない
【 お身体の状態と見立て】
・左肩からうなじにかけての筋肉の強ばりがつよい
・左肩甲骨が後ろに動きづらい
・お腹 上腹部の張り強い
資格試験はPC作業に比べ、下を向くことが多いため、頭の重さが首にかかり、首~肩後ろの凝りが強くなって症状が出ていると考えられる。うなじ部分のこりは、脳の血流、自律神経に影響し、不眠、めまい、頭痛、耳の症状などを起こしやすい。
【 鍼灸施術と経過 】
・初回つらい部分、首肩を中心に施術を最初に行う
・2回目以降は、全身の状態を良くする目的でお腹、手足お腹など全体の施術を行なう。施術行った日は特に寝つきが良い。
・週に一回のペースで6回施術を行う。首肩の目立った凝りは消失し、顔色が良くなる。首肩の凝りも和らぎ勉強に集中できるとの事、寝つきも以前よりも良い。
【 担当よりコメント 】
首のコリは、頭の血流、自律神経に影響して、頭痛、めまい、不眠などの原因になると考えられます。
首コリを改善するには、首の施術はもちろん必要ですが、全身の状態が首に影響します。ですので、施術は全身行う必要が根本的改善には必要となります。
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