お灸
鍼灸院というと鍼治療のイメージが強いのではないでしょうか?
俗に鍼灸師といいますが、正式には はり師 灸師と資格が別なのです。
国家試験で、鍼が落ちて、灸が受かった場合、灸師となります。
当院も鍼「灸」治療院といまいう名称ですから、もちろんお灸はやります。
お身体の状態により使用する、灸法は違います。
お灸は、モグサという、ヨモギの葉を裏側の白い部分を乾燥させたものを使用します。
直接肌に据えるタイプのお灸は、混じりけの少ない上質なものを使用します。
左がモグサで、右がモグサを小さく捻って肌に据えたところです。
この後、線香で火を付けて行きます。
実際は、お灸を据える場合は、灸点紙というシールを貼って、火傷にならないようにします。
お灸は血の巡りを良くして、冷えの改善に効果的です。
セルフでも灸は可能で、患者さんにはよくツボのとり方や、お灸の方法をお伝えしています。
その方のお身体の状態により、適切なツボは違ってきます。お灸を自分でやりたい方は、一度鍼灸師にご相談されてみて下さい。
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