5/21(日)に鍼灸祭へ行ってきました。

鍼灸祭は毎年五月の第三日曜日に湯島聖堂にて行われます。
鍼灸祭というと、何をするのだろうと思われるかもしれませんね。

湯島聖堂のホームページにも記載があります。

 

鍼灸祭は日本のすべての鍼灸の団体が協力して、流派や学派の相違を越えて鍼灸の発揚のための集まりを持ち、鍼灸を創生した先達への祭礼鍼灸関係物故者の慰霊をとり行い、鍼と艾への感謝をすると同時に、各学派・流派の学術講演などを行い、広く親睦を深めつつ鍼灸の啓蒙普及に努める機会でもあります。

 

今年もまずは祭礼から始まりました。

その後は、

森ノ宮医療大学大学院教授の長野仁先生の講演

灸法臨床研究会講師、東京九鍼会講師の福島哲也先生の実技供覧

と続き、その後は懇親会です。

去年は西村院長と一緒に参加しましたが、今年は一人です。
とはいえ、昔行っていた研究会の講師の先生方、私が卒業した学校の恩師、友人などなど知り合いが沢山来ていました。

 

今年の実技供覧をしてくださった福島先生はEDO鍼灸治療院にも患者として来てくださるとても面倒見のよい先生です。
ある時、何かの飲み会で「今度行くから!」とおっしゃり、お酒が入っての言葉だと思っていたら、本当に日本橋に福島先生が!福島先生の治療をする = マンツーマンの講義のようなものです(苦笑)。こんなにありがたいことはありません。自らの身を提供して後進の指導をしてくださるという本当に心の優しい先生です。

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懇親会にてお灸について話す福島先生

鍼灸祭は学会などとは違い、和気あいあいとした雰囲気の中で有名な先生のお話を聞いたり、懇親会でも貴重な放出品に舌鼓を打ったり(笑)、普通の勉強会とは一味違う鍼灸の交流の場です。
来年はまたまた面白い講演が聞けそうなので、一年後が楽しみです。

 

※ 鍼灸祭については東京九鍼研究会の講師の間 純一郎(はざま じゅんいちろう)先生がご自身のブログでアップなさっています。祭礼の様子や講演のことなど分かりやすくまとめていらっしゃいます。ご覧になりたい方はこちら

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