ノートパソコン
患者さんにお話を伺っていると、仕事でノートパソコンを使っている方が多いようです。
ノートパソコンはコンパクトで持ち運びも楽で便利なのですが、長時間使っているとデスクトップパソコンに比べて首や肩が疲れてくるとおもいませんか?
当院のパソコンもウインドウズXP終了に伴い、ノートパソコンに買換え使ってみて気づいたことを書いてみます。
ノートパソコンを長時間使っていると疲れる理由
1.モニターの位置が低い
2.キーボードが小さく、固定されている
ノートパソコンを使うときの姿勢
1.モニター位置が低い
ノートパソコンのモニターは頭よりかなり低い位置にあるため、モニターを見る時は首を下に向け背中を屈める形になりやすいです。
この姿勢だと、頭の重さを支えている首の後ろや背中の筋肉が疲労してきてコリや痛みの原因となってきます。視線は下を向いたままなので目も疲れてきます。
2.キーボードが小さく、固定されている
キーボードの位置は体に近いほうが操作しやすく、肩や腕は疲れにくいです。デスクトップPCの場合はキーボードが独立しているので近くに寄せればよいの ですが、ノートパソコンだと近くに寄せると画面も近づくためさらに首を下に向けるようになり首が辛くなってきます。
またノートパソコンのキーボードは小さいので、キーを打つときに手の細かい動きが必要になり手の筋肉が疲れてしまいます。
以上の理由から、ノートパソコンはデスクトップに比べて長時間の使用には向いていないと思います。
対策も考えてみました。
1.モニターを別にする
2.キーボードを別にする
1.モニターを別にする
ノートパソコンにはモニター出力端子が付いているので、デスクトップ用のモニターにつなげばモニターの位置が高くなり、首を下に向けずに済むので首や目が疲れにくくなります。
キーボードの位置も手前に持ってこれるので腕も疲れにくくなります。
2.キーボードを別にする
キーボードを別にして、ノートパソコンにつなぐ。そして、ノートパソコンは台(少年ジャンプ)などを使って高めの位置に置く。まっすぐ前を見て少し下の位置にモニターが来るように調節してみてください。
会社に訴えてもモニターは高額なので買ってくれないかもしれませんね・・・
キーボードであれば自腹を切っても懐が寂しくならなくて済むと思います。
デスクワークの方は長時間パソコンに向かいあっているので、デスク周りの環境によって体の疲労しづらくなり作業効率もUPします。デスク周りの環境を見直されてみてはいかがでしょうか?
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