<症例> 顔の浮腫み、眼精疲労

40才 女性 デスクワーク

1日12時間のpc作業。睡眠時間は平均5~6時間で眠りは浅い。夕方になると眼の乾燥や瞼が重くなる感じがする。

状態

頭皮のぶよぶよした凝りと頬付近のむくみ、眼の下のくまが目立つ。頚肩のコリと腹部にも筋緊張があり、押すと奥に響くような痛みを感じる圧痛点がある。

治療

眼の周囲で滞っている血液や老廃物を体幹に流す事と、頚肩や腹部のコリをとる鍼灸治療をおこなっていきます。コリは血流やリンパの滞りの原因になるので、しっかりとほぐしていくことが大切です。お腹の状態を改善させるのは、頭部に出現する症状は腹部で邪熱が盛んに発生している時に現れることが多いので、同時にお腹の筋肉のコリをやわらかくして滞りをとる必要があるからです。

今回の治療では、直後から視界が開けたような感覚を感じて頂けました。初めの5回は週1のペースで治療を行い、顔色やお腹や頚肩の凝りに変化が現れ始めたので、今は3週間に1回のペースで肩こり治療も兼ねて治療を継続しています。

お腹のコリは聞きなれないものですが、この時期は冷房などで体が冷えている方には多くみられる症状です。今お悩みのトラブルの原因はお腹のコリにもあるかもしれません。お心当たりのある方はご相談下さい。

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