夏から秋に起きやすい季節の変わり目の不調
幸福感を感じる要因と言われているホルモン「セロトニン」は、日光を浴びることで生成され、夜は「メラトニン」に変化して、良質な睡眠を促す役割があります。
夏から秋へと季節がかわる時期に気持ちが沈みやすくなるのは、日照時間が減り、陽の光を浴びる時間が減る事が原因に上げられます。
メラトニンの材料となる成分は「トリプトファン」。メラトニンを生成するには必要不可欠な成分で、食品からしか摂取できない必須アミノ酸です。
体内に取り込まれたトリプトファンは、脳内で日中セロトニンに変化し、夜になると睡眠を促すメラトニンに変化します。
不安な気持ちを落ち着かせ、良質な睡眠のサポートをしてくれる「トリプルファン」は、大豆や卵、乳製品類、アーモンド、カボチャの種などのナッツ類に多く含まれています。
「なんだか気持ちが沈みやすい」、「良い睡眠が取れていない」時には、屋外での運動と食事を意識してみて下さい。
« 前の記事:山形県でちょっと息抜き
次の記事:症例報告:手足の冷えと寝つきが悪い »