お尻の凝りと鍼灸
最近スーパーでもイチボという牛肉の部位を見かけます。
牛のお尻の筋肉です。牛では2~4キログラムしか取れないそうです。
四つ足動物はお尻の筋肉があまり大きくありませんが、人間は二本足で生活するためお尻の筋肉が発達しています。
お尻の筋は股関節の筋で、歩いたり、立ったり、走ったりするときに使います。
お尻の筋肉が硬くなると、股関節の動きが悪くなったり、筋肉がうまく力が入りづらい状態になります。
お尻の硬くなる原因としては、座りっぱなしです。ずっと座っていると自分の体重でお尻にかかり圧が高まり、筋肉の血流が悪くなるからだと考えられます。
お尻を硬くしないためには30分に一回くらいは立ち上がり少しウロウロしましょう。スクワットもおすすめ。
お尻が凝っている人の特徴
お尻の凝りは、おしりに痛みとして出ることは少なく、腰痛や足のだるさなどの症状として出てきます。
・お尻が冷たい
・腰が重だるい
・股関節の動きが悪い
・座ると足を組みたくなる
・足がダルイ・冷え・むくむ
お尻の凝りに対する鍼灸のアプローチ
鍼のマッサージなど手技療法に対して有利な点は深い層の筋にピンポイントでアプローチできる事です。
お尻は分厚いが邪魔をして手では届かない場所があります。
お尻の鍼先が凝りに当たるとず~んとした心地よい響きがあります。
鍼を受けた後は腰回りや、脚まですっきり軽くなることが多いです。お尻の凝りが緩むと足に行く神経の通りや・血流が良くなるからです。
座りっぱなしで、腰が痛い・重だるい、脚がダルイ・冷えるという方は鍼灸ケアお勧めです!
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