癌の疼痛緩和治療に枇杷葉灸
先日、枇杷葉灸の自然療法の勉強会へ参加してきました。枇杷の葉を使ったお灸の治療です。
私も「枇杷の葉エキス」でお灸をしたことはありますが、本物の枇杷の葉を使ったやり方を体験したことはありません。今回は友人の鍼灸師がセミナーに誘ってくれてラッキーでした。
枇杷の葉をガンの疼痛緩和に使うのは鍼灸師の間では結構知られています。
ガン以外の効果もありますが、癌の疼痛緩和で有名になってガン患者さんが沢山行く鍼灸院もあります。
実は、私が行ったセミナーにも癌患者さん達ご本人が参加していました。やり方を覚えて家で家族にやってもらう為です。通常のセミナーには医療関係者ばかりが来るものが多いので、 サービスを受ける側の方々が 参加されていた事がとても勉強になりました。
鍼灸師ではない方々がお灸が燃えているのを見てこんな反応をするんだな、というのも見ていて楽しかったです。
枇杷の葉はお灸だけではなく、粉やお茶として摂取する方法もあります。痰を除いたり、炎症を取る作用があるので、辛夷清肺湯という鼻詰まりの漢方薬などに入っています。
枇杷葉灸の効果はなんでしょうか。先生の説明を下にまとめます。
1. まず、枇杷の葉の薬効を皮膚から入れることができること 。(枇杷葉茶や枇杷葉粉の内服とは違う作用を体に及ぼします)
2. お灸はヨモギの葉を使った艾(もぐさ)を使うので抗がん 効果がある
3. 棒級を使うので遠赤外線で体を温め、体の深部体温を上げる
4. お灸によって血流が良くなることで、代謝を良くして解毒作用を上げる。特に肝臓の解毒量が増加する。
EDO鍼灸治療院ではあまり癌患者さんが疼痛緩和の為に来院することはありませんが、癌患者さんが多く行く治療院では毎日やっています。枇杷葉灸の経験豊富な鍼灸院を紹介できます。知りたいという方は申し出てください。
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