自分の体を知る
よく患者さんから
「自分でも鍼を打つんですか?」
「自分で健康のために何かやっている事はありますか?」
と聞かれます。
もちろん自分に鍼は打ちます。
でもそれ以上に健康維持に大事な事は自分を知る事だと思います。
何をすればストレスが解消されるのか。自分が弱い季節はいつか。アルコールを飲むとどういう影響が出るのか。こういう事をすると自分はこうなる。
…という事を知っていると対処がしやすいです。
私は剣術をしていますが、自分の健康管理の為にもしています。剣術をやって却って疲れすぎてしまう人もいますが、私の場合は疲れている時でも身体を動かした方がスッキリします。適度な肉体疲労が自分にとっては良い効果があると分かっているからです。
自分の体は自分が一番よく知っています。
人それぞれ体質が違いますから自分の体の性質をよく知る事が養生に繋がります。
季節の変わり目に体調を崩しやすいと分かっていれば、その時期に無理なスケジュールは立てないようにする。
天候の変化で体調を崩している方も多いです。
自分の体をよく観察してみてください。
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