こんにちは。
2月からEDO鍼灸に入った中島です。

3月19日から23日まで中国の南京に行ってきました。

日本内経医学会という中国や日本の鍼灸の古典を読んで臨床に活かす勉強会があるのですが、その日本内経医学会と南京中医薬大学との学術交流研究会がありました。

南京中医薬大学に沈澍农教授という人がいて、日本内経医学会の左合昌美先生と仲が良く、この二人の先生方の友情から始まった企画です。

学術研究会の盛り上がり様が想像以上で、また次もやろうと中国側からのエールが強かったです。

南京中医薬大学のホームページにも写真が掲載されているのでご興味のある方はご覧ください。
私も集合写真には写っています。

中国南京·中日中医经典研究国际学术研讨会顺利举行

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南京というと、南京大虐殺のイメージがあって日本人にはあまり良いイメージがないかもしれませんが、今回南京に行ってそのイメージは払拭されました。
私にとっては五回目の訪中でしたが、北京や上海のような大都会ではないので落ち着いていて、とても居心地が良いところでした。

中国は初めてだという参加者も「南京だったら住んでみたいな~」と言っていたぐらいです。

食べ物がとてもおいしく、美食の街だということも好印象の要因です。中国は食べ物が美味しくても旅行の終盤になると胃が重くなってくるという人がいますが、今回の研修ではそういう人が誰もいなく、むしろ皆普段より体調が良い状態でした。南京は薄味のものが多いからということと、南京中医薬大学の歓待のお蔭もあったのでしょう。
ドキドキしながら行って、ニコニコしながら帰ってきました。

普段は会うことのない関東圏以外の鍼灸師や鍼灸学校の先生、鍼灸学校の経営をしている立場の方などいろんな立場の方のお話を聞くことができたのもとても良い経験でした。

南京の様子を少しこちらでもお伝えしたいと思っています。

 

≪写真は南京からバスで1時間30分程の揚州市の大明寺≫

日本へ仏法や戒律を伝えたあの鑑真がこの寺の住職だったことで知られています。

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