患者さんから、ご家族の事で相談を受けました。
「家族が妊娠しているけどマッサージNGと言われた。でも、腰痛だとか色々と辛そうで…」とのことでした。
以前も書きましたが(妊婦さんこそ鍼をすべき!投稿日:2018/01/17)
妊娠している方は鍼灸をしてはいけないということはありません。
妊娠初期の不安定な時期には刺激しない方がいい場所はありますが、鍼灸は薬を飲まないで体調を整えることが可能です。妊婦さんや不妊専門の鍼灸院がある程です。
【妊娠中の不具合で鍼灸対応可能なもの】
つわり、腰痛、肩こり、むくみ、冷え、頭痛、疲労、イライラ、食欲不振、風邪、逆子、等。
EDO鍼灸治療院に通院していて妊娠が分かり、妊娠中も鍼灸で定期的にケアをしていた方、逆子だと分かった方、ご家族の紹介で来院された妊婦さん、妊娠されている方でも鍼灸をしています。鍼灸は妊娠期のつらい症状を緩和する選択肢として人気になってきています。
どうぞお気軽にご相談ください。
10/12(土)台風の為、お休みさせていただきます。
15日(火)より通常営業させていただきます
何卒、ご了承お願いいたします。
仰向けに寝ると、腰が痛いという方がいます。
こういう方に共通しているのが、仰向けに寝ると腰が反るということです。
腰の反りを作る原因となるのが、股関節まわりの筋肉の硬さにあります。
この筋肉の硬くなる原因として、床に座る習慣や、座りっぱなしの仕事で筋肉を長時間縮めた状態でいたり、運動不足などで、この筋肉を動かさない、使わないでいることです。
座る姿勢というのは、股関節を常に曲げた状態にあります。股関節前側の筋肉は縮んだ状態、股関節後ろ側の筋肉は伸びた状態になります。この状態を長く続けると、股関節が伸び辛い状態になると考えられます。
股関節が前側の筋肉に、骨盤、腰椎がひっぱられる形となり、腰が反ってくるのです。
仰向けで腰が痛いという状態を改善するには、腰の施術だけでは不十分で、股関節の筋肉にもアプローチする必要です。
また、座り方や、運動の習慣も見直す必要があります。股関節が伸びないと、腰だけでなく、姿勢にも影響を及ぼし、膝痛、肩こりなど全身にも影響してきます。しっかりケアして、元気に年を重ねていきましょう!
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・EDO鍼灸治療院の症例報告
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「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、次の季節の気配が感じられるようになりました。9月23日は秋分の日。春分の日と同様、太陽が真東から昇り真西に沈み、昼と夜の長さが同じになる日ですが、仏教では、極楽浄土があるという真西に太陽が沈む日である事から、亡くなった人を偲ぶ日とされているそうです。
ほっと一息つける過ごしやすい気候になりましたが、夏の疲れ・夏の身体の冷やし過ぎにより、体調を崩しやすい時でもあります。「体調がなんだかスッキリしない」「休んでも疲れが抜けない」…そんな秋バテ症状でお悩みの方、鍼灸治療で体調管理をしてみませんか?
~不眠~
普段の睡眠は正常であるが、月経前から不眠となり、一睡もできないこともある。
月経が終了すると正常に回復する。
症状が起こる原因により、選ぶツボが異なってくるため、まず身体がどのような状態にあるのか判断します。
1.陰虚火旺によるもの
<特徴>
月経前に焦燥感、不眠、頭がふらつく、目がくらむ、口や喉が渇く、腰や膝がだるい
経血色は紅く、量は少ない
2.心肝火旺によるもの
<特徴>
月経前に不眠、甚だしいときは一睡もできない、いらいら、怒りっぽい、口が苦い、喉の乾き、頭痛、頭のふらつき、乳頭が痛痒い
経血色は暗色で、量が多い
3.心脾両虚によるもの
<特徴>
月経前に多夢、不眠、動悸、顔色に艶がない、顔面のむくみ、四肢のむくみ、倦怠無力感など
経血色は淡く、量が多い
【今回のケース】
40代女性
月経前にいらいらしやすく、眠れない。
酷いときは朝まで眠れないこともある。
頭痛やのぼせる感じ、また乳頭の痛痒さもあり。口内炎ができやすい。
【治療】
太衝、内関、内庭、合谷、風池、後ケイなどのツボを選びました。
【治療後】
頭痛やいらいらが減り、気持ちも落ち着き、一晩中眠れないといった症状の改善がみられた
現在、定期的に継続治療中です。
身体は無数の細胞でできています。
通常であれば、血液、リンパ、が循環して、細胞に栄養や酸素を供給させ、不要な物質は排出されていきます。
ところが、偏った体の使い方、過労などで、身体のある場所に、血液の循環やリンパの流れが滞りがおこります。
その部位の、皮膚はつやがなかったり、黒ずんでいたり、肌の張りがなかったりします。
こういう場所が、鍼灸師は『ツボ』よび。鍼や灸を施します。
特に、冷えが強いツボには、お灸を施します。
昔ながらの肌に直接据えるお灸は、痕が残ることがありますが、
当院のお灸は痕が残らない方法を使っています。
お灸に使う、もぐさはヨモギでできています。
お灸は、熱がツボを刺激して、血液の循環を促し『冷え』を改善させていくのです。
冷えは、痛みや、だるさ、放っておくと、内蔵の調子にも影響を与えてきます。
当院では、お灸のやり方、ツボの取り方もアドバイスしています。
セルフお灸はじめませんか?
10月より、消費税が10パーセントに伴い、施術費を改定させていただきます。
何卒、ご理解、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。
EDO鍼灸治療院 院長 西村 章
治療メニュー |
改定前 |
改定後 |
通常治療40分 |
5,940円 |
6,050円 |
集中治療60分 |
8,640円 |
8,800円 |
通常治療40分 10回券 |
52,000円 |
53,500円 |
集中治療60分 10回券 |
77,760円 |
79,500円 |
美容鍼灸メニュー |
改定前 |
改定後 |
美容鍼40分 |
5,940円 |
6,050円 |
美容鍼60分 |
8,640円 |
8,800円 |
美容鍼90分 |
11,340円 |
11,550円 |
美容鍼40分 10回券 |
52,000円 |
53,500円 |
美容鍼60分 10回券 |
77,760円 |
79,500円 |
美容鍼90分 10回券 |
103,520円 |
105,550円 |
よく患者さんから
「自分でも鍼を打つんですか?」
「自分で健康のために何かやっている事はありますか?」
と聞かれます。
もちろん自分に鍼は打ちます。
でもそれ以上に健康維持に大事な事は自分を知る事だと思います。
何をすればストレスが解消されるのか。自分が弱い季節はいつか。アルコールを飲むとどういう影響が出るのか。こういう事をすると自分はこうなる。
…という事を知っていると対処がしやすいです。
私は剣術をしていますが、自分の健康管理の為にもしています。剣術をやって却って疲れすぎてしまう人もいますが、私の場合は疲れている時でも身体を動かした方がスッキリします。適度な肉体疲労が自分にとっては良い効果があると分かっているからです。
自分の体は自分が一番よく知っています。
人それぞれ体質が違いますから自分の体の性質をよく知る事が養生に繋がります。
季節の変わり目に体調を崩しやすいと分かっていれば、その時期に無理なスケジュールは立てないようにする。
天候の変化で体調を崩している方も多いです。
自分の体をよく観察してみてください。
まだまだ暑い日が続きそうですが、秋の気配が感じられる機会もふえてきました。 8月8日~は立秋、暦の上ではもう秋が始まっています。残暑御見舞いの季節ですね。 暑さや冷房・冷たい食べ物で冷やされて、働きが悪くなった胃腸は寒くなる季節の体調不良の原因になります。毎年冬に体調を崩しやすい傾向にある方は、さっそく温活を始めましょう。
①合谷(ごうこく)
両手の親指と人差し指の間にあり、押したときに少し痛く感じる場所が合谷(人差し指側に筋肉を押し込み探すのがポイント)です。胃腸の調子を整えるだけでなく、頭痛や歯痛、ストレスによるお肌の荒れなどの治療にも用いられる事があり、万能のツボと言われたりもします。
②足三里(あしさんり)
左右両方の足にあります。膝のお皿の外側のくぼみから、指4本分下にあります。足の疲れをとるだけではなく、弱った胃を元気にしてくれる効果もあります。
③中カン(ちゅうかん)
みぞおちとへそを結んだ線の中心にあり、ペコっとした凹み、圧痛が目印になります。お腹のお灸を一人で行うのが怖い方は、カイロや蒸しタオルなどで温めてもOKです。食欲不振、胃腸の疲れでお悩みの方におすすめです。