在宅勤務の影響
当院のある日本橋の周りには住宅地はなく、ご来院される方の殆どは近隣勤めの方です。
患者さんも在宅勤務の方が増えています。在宅勤務になると身体へのよくない影響も出てきています。
気づいた点を二つ書いてみます。
1、歩く事が減る
出勤しているときは、駅まで、会社まで、駅構内、会社内、昼食といろんな場面で歩いています。
これが在宅勤務・外出制限で極端に歩くことが減っています。
歩くことが減ると、足の筋力低下だけではなく、血液循環、内蔵、呼吸など全身の機能が低下してしまいます。
歩くことは、全身の機能を維持するには不可欠です。
2、デスク環境が良くない
ダイニングや、ローテーブルなどは、『長時間』デスク作業するには不向きです。椅子と机の高さが合わず背中が丸まったり、床に座ると骨盤が立たず腰が丸まったりと、首肩背中腰に疲労がたまる良くない姿勢になります。これから在宅勤務が増えてくると、仕事用のデスク・椅子は必須になってくると思います。できれば昇降式でスタンディングもできるとベストですね。
在宅勤務にまだまだ、社会が慣れてくるには時間がかかりそうですね。また次回続きを書いてみます。
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