寒い日が続きまね。寒いと体がこわばり肩が凝るというかたも多いと思います。

首や肩の症状を訴えている方は、胸の筋肉が硬く凝っている事が多くみられます。
胸の筋肉はコリを感じにくい所ですが、押してみると皆さん痛がります。

胸の筋肉は、腕を前に出す動きの時に使います。分かり易く言うとアイ~ンの動きする時に胸の筋肉(大胸筋・小胸筋)が収縮します。
スポーツなど瞬間的な動きでは筋肉は固くなりにくいのですが、同じ姿勢を持続的に続けていると筋肉は固く凝ってきます。

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胸筋を凝らせる原因としてパソコンを使っている時の姿勢があります。パソコンを使うとき腕を前に出して微妙に腕を動かしキーボードやマウスを操作しますね。この動作を長くやっていると胸の筋肉を強ばらせるのです。

この筋肉は、胸の前側から腕の付け根に付いていて、凝って伸びなくなると肩甲骨が前方で固定され後ろに行きづらくなってきます。

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胸の筋肉に引っ張られる+重力の影響で、背中が丸まる図

その結果、肩甲骨が後ろに寄らない→背中が丸まる→頭の重さが、首の後ろから肩甲骨の内側に掛かる、この部分が疲労してコリ感を感じさせるのです。

なので、胸の筋肉を緩め、肩甲骨の動きをよくすることが、首肩の症状改善の為の肝なのです。

胸のコリを作らないポイント

・猫背でパソコンをやらない
・30分位一回くらいは、立って背中を伸ばす(水泳のけのびの要領で)
肩甲骨を後ろに寄せるように(深呼吸の要領で)
・大胸筋のマッサージ・ストレッチ

詳しくはまた書きたいと思います。西村

 

・EDO鍼灸の首肩の施術方法

 

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